【ニュース・時事ネタ】

障害者雇用の水増し問題が出てきたのは必然では?

こういう事すると絶対歪みが出ると思うんだよね。

ラジオの方でも話した内容なんだけど
障害者雇用の水増し問題について、そもそも僕が思ってる事を
お話ししたいと思う。

ラジオの方聞いて頂いてもOK。

トークは拙いので、文章読んでもらった方が
内容としては伝わり易いかもしれないが。

ビジネスの雇用は、実力主義をベースに保たないと結局歪みが出るのでは?

障害者という事で、この話題は正直言い辛い所もあるんだけど
話の前提として僕はそういう方々に対して差別・偏見的な見方をしている訳では無い。

現実的な話。

今回の水増し問題が出たのは民間企業じゃなくて行政機関な訳だけど

どちらにしろ、業務はどんどん効率化して生産性を上げないといけない。
これは事実だよね。

人手は不足しているし、
ロボットやAIなど新しいテクノロジーにも適応していかなくちゃいけない。

でも障害者とカテゴライズされている人達を一定程度
「働く現場」で社会が受け入れましょうってのを
国が%まで決めて号令かけてもさ。

現場側としては
「そんな事言われても・・・ギリギリだよ」
って事になってると思うんだよね。
特に地方の中小企業とかなんか、常にギリギリの利益な訳で。

そうすると結局、
「見かけだけの雇用率%をクリアする為に不正をする」
みたいな事になって
むしろ障害者と社会の対立構造を生む事にすら繋がりかねないと思う。

これは障害者って分類だけで考えるから
言い辛い話にもなるし、混乱するんだけど

障害者以外の人だって同じ事。

例えば、僕という
働きたくないでござるな超無能な人間がここにいる。

資格も無いし、経験も無い、学歴も無く馬鹿である。
さらにモチベーションも無い。

こういう人間はこの先
確実に仕事が無くなってくる。
ロボットやAIの方が100倍役に立つじゃん!

って事になってくる訳で
テクノロジーの進歩と共に能力の無い人間から順に
失業していく訳だけど、
それが進んだ時にこの国はどうするんだろうね?

様々な能力や環境に問題があり
仕事場に適応する能力に乏しい人間を

準障害者
とか
何だろうな・・・
仕事適応困難者

とかそういう名前を付けて
何とかこういうヤツらにも仕事を与えてやらないと
生きていけないだろう。

って事で何%かそういう人を雇いなさい!
という事になるんだろうか。

当然、なりたくなくてなった訳じゃない障害者の方と
可能性があったにも拘らずやる気を失った健常者と

同じじゃない訳だから
「そういう温情を社会が用意するのは
 厳格に障害者に限るに決まってるだろ!」

って事なのかもしれない。
ただ現状すでにどうなのか?

というと
2018年には精神障害者(うつ病なども含まれるらしい)
も障害者に入ってるんだよね。

身体障害者と知的障害者は
医学で確定的に間違い無く、
病気だとか身体に不備があるとか決められると思うんだけど

精神は難しいと思うんだよね。

既にもうこのカテゴリまで障害者に含めてる以上
流れとしては枠が拡大していく方向しかないんじゃないかな。

業務の効率化や業種の転換を阻んでしまう側面もある

これは僕の事例を紹介したいと思うけど
入社して2年経った頃、僕の仕事の出来の悪さは突出していた。

それでどうしたかというと
上司は僕専用の仕事を作ってくれた。

一人の担当者のさらに下のフォロー役(本来そんな立場の技術者はいない)
として非常に単純な資料作りとか
紙資料のプリントアウトをするみたいな仕事。

でも、それって本来業務の効率化で生産性アップとか
真剣に考えようと思ったら、
速攻で削れる仕事だと思うんだよね。

なんだけど、僕という人間に仕事を与える為に
そういう仕事を残しておかないといけない。

昨今は生産性革命とか働き方改革とか言われるけど
つまりそれはレベルアップをしないといけない訳で
そこについてこれない人間がいるが為に、
会社全体のレベルアップを阻害してしまうという側面もある。

働かざる者食うべからずで、一億総活躍は不可能

一億総活躍は
勿論、「活躍」の意味にもよるんだけど
それがもし、「仕事=活躍」を意味してるんだったら
それは流石に綺麗事。

そんな事してたら、合理的に生産性上げて
仕事していく事なんか出来ないでしょう。

特にこれからロボットやAIに仕事が置き換わっていく中で
脱落する人がどんどん増えていく。

それを抑制する為に、
今度は
「人類を何%雇用しなさい!」
というような雇用促進法でも作るのだろうか?

だからこそベーシックインカム

誤解の無いように言っておくと
障害者であろうとも、それ以外であっても
働きたいという人の権利を最初から
奪うようなことはあってはいけないと思う。

働きたいと言う人はどんどん挑戦したらいい。

だけどそれは原則として
公平な競争原理に基づいて、働けるかどうかは判断し
その分、労働者というポジションを確保できなかった人は
広く社会保障で支える形でいいのでないだろうか。

水増し問題は、結局そうしないと解決しないと思う。
民間企業でも水増しをするんじゃないかな。

よっぽど受けいれた企業に対して
補助金をぶち込むとか税金を安くするとか
凄まじいお金の面での優遇措置を与えれば、別かもしれないけど

そこまでして国がお金出して
無理に雇用枠を確保するぐらいだったら

個人にお金配っちゃって
働くかどうかは自由意志にした方が良いんじゃないかな。

人によっては働きたい人もいれば
労働以外で人と関わって生きていきたい人もいるだろうし
何にもしたくないと言う人もいるだろうし

それぞれ自分の幸せの価値観を尊重して
生きた方がいいんじゃないかと僕は思う。

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たんぶらぁ

ゲームブロガー,動画投稿者(YouTube,ニコニコ動画),ゲーマー
【日本】がテーマになるゲームをやってます。
※和風ゲームなど日本の世界感・文化が登場するゲーム。

正社員サラリーマンとして10年間、会社に勤務。
自分を偽り続けて10年踏ん張ったものの、心身共に限界を迎えて退職。
退職時は人手不足倒産で外国人労働者の必要があーだこーだ
言われていた売り手市場時代だったので退職後は
しばらく気ままにフリーランスを続ける。
・・・が突如コ〇ナウイルス時代に突入してしまってさぁ大変。←今ココ

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