意外と特徴的で
面白い文明です。
ニューフロンティアパスも終了し
環境が落ち付きましたバージョン1.0.12.9
での文明&指導者考察です。
初めに
ニューフロンティアパスから
様々なゲームモードが追加されましたので
個別の考察は全て具体的な
ゲームモードを含めた様々な詳細設定を
しっかりと選定した上での
内容としています。
考察の前提となるゲーム設定は
下記の通り別記事でまとめていますので
予め前提となる設定をご確認下さい。
ゲーム設定の前提が異なると
内容が全く異なってきます。
特定のゲームモードを前提とした
動かし方も考察内容に含みます。
ゲームモードだけ抜粋して記載
秘密結社モード
英雄と伝説モード
独占と大企業モード
蛮族の部族モード
上記4モードのミックス設定です。
指導者
北方の稲妻
略奪の仕様変更アプデ以降に
能力が切り替わりました。
現在はこの指導者だけが
施設略奪から科学力や文化力を
得る事が出来るという
大変ユニークな設定に。
そもそも略奪で得られる
ボーナスはかなり有効な
ゲームバランスになってますので
現在の設定ではこの文明の
略奪はかなり優秀です。
同時に海洋近接ユニットは
生産力が大きく上昇しますので
中長期的に海洋ユニットとは
とても相性が良いです。
沿岸都市があれば
どんどん海洋ユニットも
生産していきたいですね。
序盤のうちは海洋ユニットに対して
他文明はロクに反撃出来ません。
適当に戦争しかけて
沿岸襲撃を繰り返すような
蛮族プレイもこの文明では
重要なテクニックになります。
文明
ケナール
外洋に出られるタイミングが
他文明に比べて少し早いです。
造船までは出来るだけ早く
終わらせておきましょう。
海洋ユニットがどこでも
回復できるという能力も
地味ですが以外と優秀です。
最後の能力はオマケ。
ベルセルク
メンアットの代替え。
敵領土内でしか強化されないので
少し利用範囲は狭いですが
移動力も増えるので略奪しやすく
指導者能力とは相性が良いです。
敵領土内ではかなり自由に
暴れまわる事が出来ますので
略奪出来るもんは
片っ端から略奪しましょう。
ロングシップ
ガレー船の代替え。
移動力が最初から高く、
沿岸部の民間ユニットまで
奪い取る効果があります。
単純にガレー船より強いので
フェニキアのビレーム同様に
太古では抜きんでた強さの
海洋ユニットになります。
コイツに太古で勝てるのは
フェニキアのビレームか
日本の神風海洋ユニットぐらい
かと思いますので古い時代では
やりたい放題出来る強さですね。
スターヴ教会
神殿の代替え。
ノルウェーは不思議な文明で
ここまで一切、信仰系の要素が
出てこないんですが何故か
専用建造物は聖地建造物の代替えです。
この為、利用するかどうかは
少し難しい選択を迫られます。
固有能力の性能としては
海洋資源さえあれば
それなりに優秀ですね。
海洋資源を複数確保出来る
都市なら積極的に建設を
考えても良いと思います。
ゲームモードに絡んだ考察
スターヴ教会作って
信仰力も上手く絡めるなら
秘密結社は虚無選択で悪くない
動きが出来ると思います。
英雄モードとの相性も良いし。
英雄との相性では
孫悟空が最も相性良い文明です。
あらゆる地形で移動コストを
無視しますので
スイスイ動けてガンガン略奪可能。
スターヴ教会作っていくなら
どうせなら創始もしたいですし、
その場合はヘラクレスあると
聖地作るのラクで良いですが。
蛮族モードとも相性が良いです。
蛮族から積極的に雇用行って
略奪用のユニットを
確保しておきましょう。
パンテオン・宗教に絡んだ考察
沿岸都市を中心に組み立てるなら
パンテオンは海の神が相性良いでしょう。
スターヴ教会とコンボすると
さらに漁船が頼もしくなります。
宗教能力は何でも良いと思いますが
スターヴ教会を上手く使うと
信仰でも強い文明ですので
創始出来るなら創始も考えた方が
良いと思います。
区域に絡んだ考察
聖地と港が優先ですね。
聖地区域はスターヴ教会を
利用するプレイスタイルかどうか?
によって変わると思いますが
港は基本的に必須だと思います。
またベルセルクを活用するなら
早めに兵営を作って
大将軍との連携を考えても良いです。
大将軍がいれば移動力も上がるので
略奪がより捗りますから
実は兵営とも相性が良いです。
世界遺産に絡んだ考察
港区域は基本的に作るでしょうから
港に関連する遺産は作りやすいですね。
ファロス灯台があるとより
海洋ユニットが使いやすいと思います。
また、陸上では大将軍がいると
陸上での略奪が捗りますので
大将軍ポイント追加する遺産は
狙ってみても良いかもしれません。
ツリー進捗に絡んだ考察
技術
この文明は首都から沿岸都市を
狙って帆走術を早く取得する
流れがオススメだと思います。
ロングシップ使えるようになると
沿岸襲撃が捗ります。
太古ならほとんど倒される
リスクも無いですし。
後は陸上でベルセルクの活用を
考えるなら青銅器は早めに
終わらせて、兵営解禁と
鉄の発見を行っておきましょう。
造船の完了も早めるべきです。
この文明は造船さえ終わっていれば
外洋に出られますので
せっかくの利点ですから、
海洋系のツリーは早めに
造船まで取得したいですね。
社会制度
スターヴ教会利用するなら
神学まで早めに進めたいです。
パンテオン創始から
宗教創始まで繋いで
上手くブーストを取得しましょう。
また序盤は対外貿易を
速く完了させて海運業の政策を
解除しておくことも重要です。
この文明は元々海洋ユニットの
生産が早いですから、政策込みだと
超速で海洋近接は出来上がります。
ロングシップを大量生産する為に
とても重要な政策です。
中盤以降は指導者能力が乗りませんが
私掠船など解禁しておくと
海洋ユニットは一気に強くなりますので
重商主義まで早めに進めたいですね。
たんぶらぁ雑記
civ6ノルウェーの話
ぶっちゃけ略奪の仕様が
変更されるまでは
全く興味ない文明でした。(笑)
というか、標準ルール当初は
普通にワースト争うぐらいの
弱さだった気がします。
しかし略奪の仕様変更以降は
一気に評価が変わりましたね。
その後のDLCで様々な
文明・指導者が増えましたが
未だにノルウェー的な動きは
ノルウェーしか出来ません。
強烈な個性を得ましたね。
上手く使えると凄まじい
ポテンシャルを発揮する半面、
かなりプレイヤースキルに
左右される文明だと思います。
テキトーに使って強い文明では
決してありませんが、
ゲーム慣れたプレイヤーでも
長く楽しめる味のある
能力設定になってるという意味で
civ6のラインナップの中では
恵まれた立ち位置なのでは
ないでしょうかね。
苛烈王ハーラル3世の話
civ6でも記載されているように
「苛烈王」の異名を持つ
ノルウェーの王様です。
ハーラルの異父兄が
ノルウェー王だったのですが
クーデターにより王位を失っていました。
ハーラル3世は王位奪還の為に
反乱貴族と戦いますが、
この戦いに敗北。
キエフ公国に亡命します。
その後、亡命後のキエフ公国で
将軍にまで上り詰めたハーラル3世は
ビザンツ帝国(東ローマ帝国)に移り、
ここで華々しく大成功を収めます。
最初は国外で成功した人だったんですね。
こうして虎視眈々と国外から
ノルウェーの王位奪還を目論みます。
遂に1046年ノルウェーに遠征。
この際にデンマーク王国の沿岸を
海賊のごとく荒らしましたので
ヴァイキングのイメージも強い訳です。
こうして遂にノルウェー王となった
ハーラル3世ですが、王位に就いて
ノルウェー王国を掌握した後も
イングランド遠征などで
沿岸を荒らし回るヴァイキングっぷりを
発揮し続けます。
しかし、このイングランド遠征の途中で
結局奇襲を受けてハーラル3世は死亡。
王としての在位期間も
1046年から1066年で
たった20年しかありませんが
確かに苛烈王の名に相応しい
ヴァイキング王ですね。
ノルウェーの話
ノルウェー王国
現代でも存在する北ヨーロッパの国ですね。
日本人の一般的なイメージだと
どうでしょうね?
ノルウェー産のサーモンを
よくスーパーで見かける
ぐらいのイメージでしょうか?
フィヨルドの地形を多く有している
海洋国家ですので現代でも
漁業が盛んな国です。
サーモンなどノルウェー産の
魚介類は日本にも多く輸入されています。
そんなノルウェーですが
国家が出来上がってきたのは
10世紀ごろと言われています。
古くからノルマン人が
居住してきた地域でしたが
10世紀ごろまでは部族が
乱立しているだけで
大きな国は誕生しませんでした。
ノルマン人というのは
ゲルマン人と共に
大移動した民族ですね。
共和制ローマの崩壊に繋がった
民族大移動のヤツです。
ノルマン人は北から南へと
大移動しました。
ノルウェーでは10世紀ごろから
ノルウェー王国が誕生し、
civ6での指導者である苛烈王ハーラル
などが登場しますが、
ぶっちゃけ小王国に過ぎません。
まぁハーラル3世の所業を見ても
王様なのか海賊なのか
よくわからん(汗)
という感じですし。
この為、力が弱いノルウェー王国は
14世紀ごろから隣国デンマーク
の統治下に置かれます。
※ゴリゴリの植民地という感じではなく
同君連合(同じ王様)
の国という形ですね。
このデンマーク統治の状態が変わるのは
400年ほど経過した後の
ナポレオン戦争です。
ナポレオン戦争でデンマークが敗北
しましたので、これをきっかけに
1814年にデンマークから
ノルウェーが放棄されます。
代わりにスウェーデンの統治になりました。
ノルウェーは
デンマーク統治→スウェーデン統治
に切り替わった歴史なんですね。
その後、1905年に国民投票で
ノルウェーは独立して
現在のノルウェー王国となりました。
独立後も過去と同じように
立憲君主制の国でして
新しくデンマークから王様を
国王として迎え、立憲君主国として
スタートしています。
ですので現在のノルウェー王族は
デンマーク王族と血が
繋がってる訳ですね。
ちなみに戦争の歴史としては
大きな戦争にはあまり参加していません。
第一次世界大戦では中立。
第二次世界大戦では
ドイツの侵略を受けて、
防衛の戦いをしますが
それぐらいですね。
実は先の大戦では日本にも
宣戦布告はしていますが
流石にこの距離の遠さです。
遂に終戦まで戦火を交える事は
ありませんでした。
という訳で第二次世界大戦では
立場上、敵対国として
宣戦布告し合った国同士ですが
実際に戦った歴史はありませんので
日本との関係性は特に悪くはありません。
多分、一般的な日本人は
「ノルウェー産の魚介類よく見るよね。」
ぐらいのイメージだと思いますが
歴史的にほとんど関わり合いが
無い国同士なので
お互いの国民の認識が
その程度かもしれません。
僕もぶっちゃけcivシリーズプレイするまで
あまり気にかけた事が無い国でした。
ただ、現代のノルウェーに関しては
漁業上手くいってる点が
羨ましいですよね・・・
日本は凄い漁業資源あるはずなのに
漁業政策失敗しまくって
漁獲量ボロクソ下がってるんですが
反面ノルウェーは資源管理が上手いのか
漁獲量を減らすことなく、
漁業収益も右肩上がりだそうです。
海洋資源のボーナス資源を
刈り取っちゃうのも考えもんですね・・・
(しみじみ)
シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI [日本語:吹替え版] [オンラインコード]
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