【日本関連テーマゲーム】 シヴィライゼーション6

【シヴィライゼーション6】最終環境(仮)版 文明&指導者考察 ペリクレス/ギリシャ バージョン1.0.12.9

よくゴルゴーと比較されますが
上級者向けで使いこなすと
強いらしいです。

ニューフロンティアパスも終了し
環境が落ち付きましたバージョン1.0.12.9
での文明&指導者考察です。

初めに

ニューフロンティアパスから
様々なゲームモードが追加されましたので
個別の考察は全て具体的な
ゲームモードを含めた様々な詳細設定を
しっかりと選定した上での内容としています。

考察の前提となるゲーム設定は
下記の通り別記事でまとめていますので
予め前提となる設定をご確認下さい。

ゲーム設定の前提が異なると
内容が全く異なってきます。

特定のゲームモードを前提とした
動かし方も考察内容に含みます。

ゲームモードだけ抜粋して記載

秘密結社モード
英雄と伝説モード
独占と大企業モード
蛮族の部族モード

上記4モードのミックス設定です。

指導者

栄光に包まれて

指導者のゴルゴーと比較すると
こちらは平和的に都市国家と
仲良くしていきましょうね~
的な能力となってます。

都市国家を活用した戦術が
前提となってくる指導者能力なので
当然、ゴルゴーに比べると
そもそも上級者向け能力ですが
%系の上昇能力は中盤から後半になると
一気に強くなってきます。

特に終盤はこの能力を駆使すると
かなり大きな文化ボーナスとなります。

序盤の滑り出しならゴルゴーの方が
圧倒的に上ですが、大器晩成で見て
終盤の文化力ならペリクレスの方が
大きくなることが多いです。

多くの都市国家を属国にして
平和的に文化勝利か外交勝利を
狙っていくのがこの指導者の
基本方針になるんだと思います。

現在は詳細設定の都市国家ピッカーにより
登場する都市国家を設定出来るように
システム変更されました。

都市国家ピッカーいじると
大きくアドバンテージを得る事が出来る
という数少ない能力です。

詳細設定で弱い宗主国ボーナスの
都市国家は全てオフにしてしまうと
かなり強くなります。

良くも悪くも都市国家の性能に
大きく左右されますからね・・・

文明

プラトン著『国家』

ゴルゴー同様にギリシャの
基本能力として大変使えます。

ワイルド枠はゴルゴーの場合は
軍事政策が多くなると思いますが
ペリクレスの場合は外交や経済の
政策に回すことが多くなりそう。

重装歩兵

ゴルゴーの場合はメインウエポンでしたが
こちらの場合は補助程度ですね。

一応、ユニット自体の基本性能は
標準ルールの頃よりはるかに
強くなりましたのでペリクレスでも
まぁまぁ戦えると思いますが
軍事ゴリゴリの戦術で行くなら
ゴルゴーの劣化になってしまいますので
ケースバイケースで
使っていく程度になると思います。

アクロポリス

重装歩兵と違って、こちらはむしろ
ゴルゴーよりも使える専用になります。

特に代表団+1が良いですね。
ゴルゴー以上にどんどん多くの都市で
建設して代表団を追加していきましょう。

ゲームモードに絡んだ考察

英雄は卑弥呼使いましょう。

代表団すげー上手いです。

秘密結社は虚無かミネルヴァでしょうけど
虚無の場合は英雄再召喚コストを
確保しやすい他にアクロポリスから取れる
著述家を使用する為の傑作スロットを
確保しやすいという利点があります。

蛮族モードでは蛮族の都市国家移行を
利用しやすい数少ない文明ですが・・・

初期設定で都市国家の数を
増やしてしまうと
一定以上の都市国家の数になりませんので
上手く使えるかどうかは
都市国家の初期設定次第でしょう。

パンテオン・宗教に絡んだ考察

パンテオン・宗教共にお好みで。

宗教とは特別相性良くありませんが
英雄の再召喚狙う場合は
創始を考えても良いです。

区域に絡んだ考察

まぁアクロポリスですね。
ゴルゴー以上に重要です。

その他の区域だと
外交街と相性が良いので
早めにどこかの都市で
外交街を作っておくと
良いかもしれません。

世界遺産に絡んだ考察

何でも良いですが太古の遺産を
一つぐらい建設すると
演劇と詩のブースト用になるので
良いかもしれません。

その他だとやはり文化勝利か
外交勝利を狙いやすい文明だと
思いますので上記勝利条件に
関連した遺産になってくるかな。

外交勝利狙いなら
マハーボーディー、ポタラ宮、自由の女神像

特にポタラ宮は外交政策スロット増えるので
この文明では使いやすいと思います。

劇場広場に関連した遺産も
大変作りやすい文明です。

ツリー進捗に絡んだ考察

技術

ゴルゴーと違い重装歩兵は
そこまで優先しなくて良いでしょう。

まぁ割と状況次第で
どこに進んでも良い感じですね。

社会制度

代表団足りない場合は
代表団追加出来るツリーを
優先的に狙っていく形になります。

アクロポリスは早めに解禁したいので
序盤は演劇と詩を優先しましょう。

ブースト取る為に遺産1つぐらい
作れると良いですね。

中世の市まで完了すると
強力な外交政策が追加されます。

代表団の数だけゴールド追加出来るので
中世の市までは早めに取りたいですね。

民主主義政府解禁以降の
終盤になってくると外交政策として
使えるもんが増えてきます。

終盤の外交政策は属国の数に応じて
文化や化学をブーストしますので
終盤までゲームがもつれ込む
展開になる場合はこれらを
利用していく事になると思います。

まぁというか速攻戦の
制覇勝利や宗教勝利とか
やるんだったらペリクレス
使う意義が薄いので
かなり後半まで緩やかに進んでいく
ゲーム展開を想定するのが大前提ですが。

たんぶらぁ雑記

civ6ペリクレス/ギリシャの話

標準ルールから通して
数えるぐらいしか
使ったこと無いです。(汗)

都市国家ピッカーシステムが
追加された以降は
一気にモチベーションが
増えましたので今だったら
使っても良いかなぁ?
という気にもなりますが・・・

やっぱ長い間
都市国家の設定がアレでして・・・

自分が好きじゃない能力持ちの
都市国家が出てくると
一気にモチベが下がるという事も
あり、都市国家依存系の
能力持ちはあんまり使う気に
なれなかったというのが
正直な所でしたね。

ゴルゴーの方が
能力が圧倒的にシンプルなので
自分も含めてですが
よっぽどテクニカルな
動かし方を極めた上級者を除き
ゴルゴーよりも評価が
低くなりがちです。

ただ標準ルールの頃に比べると
アクロポリスで代表団が追加
されるようになったりと
地味に強化されてきましたので
考えれば色々な
使い道があると思います。

ペリクレスの話

アテネの政治家であり、将軍です。

過去にはギリシア紙幣ドラクマの
肖像にも使われた人物ですね。

アテネのポリスでは有名な人物が
何人か登場し、次第に古代民主主義が
整っていきます。

ペリクレスはアテネの民主制が
完成形となる時代の人物です。
civ6では都市国家と相性が良い
平和的な能力ですが
古代アネテでの民主主義の
象徴的な人物ですからこのような
能力デザインになったのかもしれません。

ペリクレスの時代には
成人男子市民は全員政治に参加出来る
ようなシステムとなりました。

女性、奴隷、異民族には権利が
ありませんでした。

女性や異民族に権利が無いのは
どの世界の歴史でもよくありがちな
設定ですが、奴隷だけは
少し意味合いが違います。

奴隷に権利が無いのも、それ自体は
古い世界では一般的な考え方です。
しかし、古代ギリシアのポリスは
奴隷が非常に多いのが
大きな特徴でした。

ライバルポリスだったスパルタよりは
アテネの方が奴隷が少なかった
ようですが、いずれにせよ奴隷の数が
市民よりもはるかに多いので
人口構成的に見ると
市民そのものがごく一部です。

ですので、民主主義と言っても
実際にはごく一部の人たちだけしか
権利はありませんでした。

ただそれでも独裁的に国を動かす事が
一般的であった古代の時代において
珍しいシステムを作り上げたことは
間違いないと思います。

(まぁ現代でも独裁の国の方が世界に
 多いんだけどね。)

ギリシャの話

指導者ゴルゴーの記事では
スパルタのポリスに焦点を当てた話を
記載しましたので、こちらでは
もうちょい全体的なギリシア文明の
話をしようかなと思います。

ギリシア文明の源流は人類最古の
文明まで遡ります。

エーゲ海に生まれたエーゲ文明が
ギリシア文明の源流です。

土地が複雑で平地が狭い為に
人口が密集して早くから都市が
発展したと言われています。

エーゲ文明は時代が進むと
クレタ文明とミケーネ文明に
分岐していきます。

クレタ文明というのはエーゲ海の
クレタ島で栄えたので
クレタ文明と言われます。

クレタ文明は宮殿に防壁も無いような
非常に平和的な文明でしたが、
それが仇となって外敵の侵入で
滅びたようです。

逆にミケーネ文明は好戦的な文明でした。

「トロイの木馬」

は有名だと思いますが、あれが登場する
トロヤ戦争もこのミケーネ文明時代です。

ミケーネ文明とクレタ文明からすぐには
ギリシア文明に繋がりません。

ミケーネ文明が滅びてから約400年ぐらい
何があったか
よくわからない暗黒時代です。

ヨーロッパの方は全く記録が残ってない
暗黒時代が何度かあります。

まぁ流石にこのぐらい古い時代だと
しょうがない所もあるんですけど、
遺跡などの考古学的な
研究でも全くわからないぐらい
歴史が断絶してしまっています。

日本人は歴史が繋がっている事を
当たり前のように捉えがちですが、
それは日本という特殊な
(幸福な)文明の
特徴であり
世界から見ると一般的では
ありません。

特に内陸部の大陸文明だと戦いが
激し過ぎて、文明の痕跡が潰されて
しまったり文字が発明された以降でも
変な独裁者が出てきたり、変な思想が
蔓延すると焚書坑儒ような事が
しばしば起こりますので
歴史が途絶えます。
(キャンセルカルチャー)

暗黒時代が終わりを迎えると
ポリスと呼ばれる都市国家が
誕生し始めます。

このポリスを作り始めるのが
古代ギリシア人です。
ここからがギリシア文明の始まりです。

古代ギリシア人は高い山の周辺で
暮らすという特徴がありました。
ポリスの中心となる山を
アクロポリスと言います。
civ6では区域名になってるヤツですね。

ギリシア人は使ってる言語の特徴(方言)
によって人種が分かれてきて
互いにライバル心を持って
競い合うようになります。

アネテやスパルタなどの
複数ポリスに分離していく訳です。

戦争する事もありましたが
ギリシア神話を信仰しているという
意味では共通しています。

文明の源流、そしてそこから繋がる
信仰は共通でしたので
オリンピアでスポーツ祭典を行うなど
(古代オリンピック)
ある程度の一体感はあったようです。

そんなギリシア文明が
ペルシア帝国の脅威にさらされ
ペルシア戦争で勝利した後、
ペロポネソス戦争で疲弊して
マケドニアに取って食われるまでは
ゴルゴー指導者の記事や
マケドニアの記事で記載してます。
ここでは省略します。

マケドニアの支配下に置かれて
ギリシア世界は大きく弱体化しました。

マケドニアのアレキサンダー大王死後
ですが、ギリシアは分裂して弱った
アンティゴノス朝マケドニアに
反旗を翻し、共和制ローマと
手を結びます。

・・・がっ!マケドニア滅亡後に
今度はローマと対決する事になり
ローマ軍に敗北。
ローマの属州となり、古代ギリシアは
滅亡してしまいました。

ここで古代ギリシアは滅亡しますので
本来ならこれで終わる所なんですが
ギリシアは多くの方がご存じの通り
現代でもヨーロッパに
存在している国です。

ここからギリシアは長い月日を経て
国家としては復活を遂げます。

ローマに属州にされた以降は
しばらくローマ属州時代を過ごします。

ローマ帝国分裂後、
ギリシア地方は東ローマ帝国側なので
東ローマ帝国に属しました。

ここから先はかなり時代加速して
進めますが、ローマ分裂したのが
395年なのでそれから約1000年近く
経過した1204年に第4次十字軍によって
東ローマ帝国が崩壊。

ギリシャにも十字軍が侵入します。
しかし、そもそもこの頃には
東ローマ帝国はボロボロですので
ギリシャ人の多くは十字軍を
安定をもたらす者として
歓迎したようです。
アテネ公国などの多くの
十字軍国家が誕生します。

そんで今度は1453年にオスマン帝国が
コンスタンティノープル陥落させて
東ローマ帝国は完全に滅亡します。

ここから300年以上ぐらい
オスマン帝国の統治です。

1821年に遂にオスマン帝国への
反乱が企てられ、
ギリシア独立戦争が始まります。

これを鎮圧しようとした
オスマン帝国に対して
イギリス、フランス、ロシアが介入。

1829年にアドリアノープル条約により
ギリシア独立が国際承認されます。

コンスタンティノープル陥落して
オスマン統治から379年ぶり、
ローマに属州にされて古代ギリシアが
滅亡してから考えると
約1900年ぶりに
ギリシア人の国家が復活しました。

厳密に言うと民族的には古代ギリシア人と
違うと思うんですが・・・
一応建前上はギリシア人国家が
2000年近い時を経て復活した訳ですね。

ギリシアはその後、現代でも続いている
国家ですのでギリシア復活後も
第2次世界大戦から
近現代の話もありますが
文明大枠の紹介ですので
この辺に留めておきます。



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伝説のゲームデザイナー、シド・マイヤーによって生み出されたターン制ストラテジー6作目。悠久の時の流れに耐えうる不朽の帝国の建設を目指します。日本文明も登場しますよ!


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コンシューマー版もあるよ。
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たんぶらぁ

ゲームブロガー,動画投稿者(YouTube,ニコニコ動画),ゲーマー
【日本】がテーマになるゲームをやってます。
※和風ゲームなど日本の世界感・文化が登場するゲーム。

正社員サラリーマンとして10年間、会社に勤務。
自分を偽り続けて10年踏ん張ったものの、心身共に限界を迎えて退職。
退職時は人手不足倒産で外国人労働者の必要があーだこーだ
言われていた売り手市場時代だったので退職後は
しばらく気ままにフリーランスを続ける。
・・・が突如コ〇ナウイルス時代に突入してしまってさぁ大変。←今ココ

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