ワイルドハーツの
ゲーム関連記事シリーズです。
ドーモ。皆=サン。たんぶらぁです。
今回はワイルドハーツの武器
「ヤフネククノチ/ノヅチノカミ」の
名前の元ネタについて紹介します。
ワイルドハーツには日本神話に
関連したワードが数多く登場します。
ゲームを通して日本神話
ついて知れる機会になりますので
多くの方に興味を持って
頂ければ幸いです。
こんな方におすすめ
- ゲームに関連した日本の文化・伝統・歴史に興味がある方
ワイルドハーツのヤフネククノチ/ノヅチノカミ
ラスボス
アマツヲロチの変形棍です。
ツリー左側のヤフネククノチは
やり込みでもトップクラスの
火力が出せる強武器なので珍しい
日本神話名称のガチ武器ですね!
久久能智/野椎神
変形棍の武器は
日本神話の元ネタが違いますので
それぞれ紹介します。
久久能智(くくのち)
日本神話に登場する木の神様です。
古事記では久久能智神、
日本書紀では句句廼馳と表記されます。
神産みの義によって
イザナギとイザナミの間に生まれた
神様の1柱です。
神産みの義で生まれた最初の頃の
神様は自然由来の神様ばかりなので
自然系の神様(山、海、草、木、火など)
はだいたい夫婦神の間に生まれた
初期勢と覚えておけば良いでしょう。
神道では
屋船久久遅命(やふねくくのちのみこと)
という祭神がおり、これはククノチと
同一神とされています。
ワイハではこの名前を
使っているんでしょう。
野椎神(のづちのかみ)
カヤノヒメという草の神様の別名です。
妖怪の野槌とはまた別です。
ククノチ同様に神産みで生まれた
自然系の神様の1柱。
ワイハでは植物系の神様が
変形棍の武器名に
割り当てられてる感じですね。
ヒメという名前の通り女神でして
同じく神産みで生まれた兄妹である
山の神オオヤマツミと結ばれて
次の神様を産んでいきます。
名前のカヤは植物の萱の事です。
日本ではススキが代表な萱の1種類ですが
古来から屋根材や飼肥料などに
利用されてきた重要な植物です。
古来の人類の生活に必要不可欠な
重要植物だったからこそ、
神様の名前になったのかもしれませんね。
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