歴史好きな人向けのオマケ解説程度
敵の陣形について紹介する。
ゲームバランスとしては敵の陣形がどうであろうとも、
そんなに攻略する上での影響は無いと思うけど。
密集陣
西洋のファランクスなどが有名な陣形。
このゲームにおいてはこちら側は
遠距離攻撃がメインになってくる為、攻略は容易だったりする。
まぁファランクスはまだ鉄砲が無い時代に
槍衾が強力だった時の陣形だからね。
縦陣
日本で使われた代表的な陣形の一つ。
部隊を縦一列に並べて攻撃力を一点集中する陣形。
日本では
一列の陣を長蛇
二列の陣を衝軛
という名前で用いられていた。
このゲームにおいては
弓兵の攻撃を中央に集中して足止めする事。
横陣
日本で使われた代表的な陣形の一つ。
部隊を横一列に並べる攻撃的な陣形。
一般的には
馬防柵や塹壕、防塁などの地形を利用した陣形なのだが
このゲームにおいては単純に横一列で突っ込んでくるだけなので
あまり脅威では無い。
鈎型陣
この陣形の事は正直よく知らないのだが
翼包囲の一種ではないかと思う。
方陣
日本で使われた代表的な陣形の一つ。
ちなみに大将を中心として円を描くように兵で囲む陣形は方円。
このゲームでは砲撃によるピンポイント攻撃も可能なので
砲兵を使っている場合は大将を集中攻撃しても良い。
雁行
日本で使われた代表的な陣形の一つ。
様々な陣形に対して臨機応変に対応しやすいメリットなどがある。
このゲームでは陣形の説明に書いてある通り
弓で狙い辛い陣形でもあるので
遠距離攻撃で一気に倒す事が出来ない為、厄介。
鶴翼
日本で使われた代表的な陣形の一つ。
魚鱗の陣と並んで非常に有名な陣形。
名前ぐらいは聞いた事があるという人も多いと思う。
中心に大将を配置し、
敵が両翼の間に入ってくると同時にそれを閉じることで包囲・殲滅するのが目的。
成功すれば敵を一気に包囲殲滅出来るが
大将の守りが手薄な為、リスキーな陣形。
日本の歴史上においては
第四次川中島の戦いで襲い掛かる上杉謙信の軍勢を、
武田信玄の本隊が鶴翼の陣形で別動隊が帰って来るまで防いだのが有名。
ちなみにこのゲームだと
そもそもこちらは遠距離攻撃しか基本しない防衛戦で
両翼の間に攻め込んだりしないので
特に脅威では無い陣形だったりする。
魚鱗
日本で使われた代表的な陣形の一つ。
鶴翼の陣と並んで非常に有名な陣形。
個別の駆動性を維持したまま
全体としての堅牢性を確保することから魚燐と呼ばれる。
鋒矢
日本で使われた代表的な陣形の一つ。
強力な突破力を持つ。
日本の歴史上においては
関ケ原の闘いで島津の軍が退却時に使われた陣形。
のちに有名な島津の退き口と呼ばれる。
一度側面に回られ包囲されると脆い陣形なのだが
このゲームでは敵を包囲したり出来ないので
かなり突破力が高く厄介な陣形。
偃月
日本で使われた代表的な陣形の一つ。
鶴翼と逆で大将が先頭となって敵に切り込むため士気が高い。
当然このゲームにおいては
別に敵の士気で強さが変動したりしない為
大将を討ち取りやすいメリットしかない陣形だったりする。
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