今作は良いキャラになった!
無双武将の評価解説です。
※プラスやり込みで最強武将の
育成データにもなっています。
武将ステータス
今作は全武将共通で
技能により階級の限界突破して
能力を増やす事が出来ます。
よって全て最大です。
技能習得
勿論、全部取得。
今作は全武将で取れる技能に
ほぼ差はありません。
ステータスアップ系は少し
差がありますが、最終的に
限界突破でステータス増えるので
どうせ全部カンストするから一緒。
家紋コラム
「立波」(たつなみ)あるいは
二頭立波などと呼ばれる
斎藤家の家紋です。
元々、道三が乗っ取った斎藤家は
別の家紋を使っていましたが
道三が乗っ取ってから家紋を変えました。
潮の満ち引きを表現しています。
潮の満ち引きと
戦を重ね合わせて斎藤道三が
創作した紋です。
得意武器
濃姫の使用を
イメージしている銀武器は
流麗揚羽
アゲハ蝶のイメージって事で
揚羽の文字が入った武器
になってるんだと思います。
基本武将特性
濃姫のテーマ属性は凍牙です。
神馬技能付きの軍馬で突進の際は
凍牙の属性が乗ります。
軍馬で使う際は邪魔にも
なりやすい属性ですが、閃技などの
アクションに乗る属性としては
敵の動きを止めてくれるので
結構有効だったりもしますね。
固有閃技
氷蝶之舞
優れた範囲攻撃技です。
氷の蝶が回りを旋回して
最後にはじけて
周囲全てを凍結されます。
武将とのタイマン用には
不向きですが、
帰蝶のイメージに合った
綺麗な閃技ですね。
固有アクション
チャージ5が固有チャージです。
ロックオンして地上の敵を
撃ち上げるまでは
通常の弓チャージと一緒です。
空中に飛ばした敵を
追撃する射撃が氷の蝶となり
空中の敵を攻撃します。
元々弓のチャージ5自体が
単位攻撃としての性能が
少し微妙な所がありますが・・・
エフェクトが綺麗で
思わず使いたくなる固有チャージです。
無双奥義
通常無双奥義の文字は透。
無双秘奥義は蝶となります。
無双奥義&無双秘奥義
手のひらに氷の蝶を出して
周囲の敵を凍結。
凍結させた敵を弓で撃ち抜く
ファンタジー系のRPGで
よく出てきそうな
氷のアクション技ですね。(笑)
無双奥義・皆伝
皆伝では同じように敵を凍結させて
撃ち抜きますが
さらにその後、空中に射撃を行います。
すると空中から氷柱が降り注ぎ
撃ち上げた敵を追撃。
最後に祈りのようなモーションと共に
巨大な氷柱が降り注ぎます。
正面にカメラが回って
弓を構えて締め。
徹頭徹尾、氷の弓使いっぽい
アクションとなってますね。
濃姫のコラム
いやー濃姫は4以前の戦国無双シリーズ
と比べて一気にキャラ変わりましたね。
前作以前は信長が真っすぐな魔王キャラ
でしたので濃姫をそれに付随して
ナゾの悪女キャラでした(笑)
今作では「帰蝶」という別名から
蝶のイメージと時代に翻弄された
儚さを冷たさの氷で表現した
上手いキャラ設定に
なってるかと思います。
個人的には今作の帰蝶の方が
大分良いキャラ設定に
なってるかと思いました。
前作以前だと信長はともかく
「なんで帰蝶は悪女キャラなんだろう?」
って感じでしたからね。(笑)
濃姫は正式な名前がわからない人物です。
美濃の姫である為、濃姫という
呼び方をされたり
数少ない記述ではありますが
江戸時代に成立した
「美濃国諸旧記」では
帰蝶または歸蝶(こちょう)と
記載されていた事から
帰蝶と記述する作品も多いですね。
今作でも信長は帰蝶と呼んでいます。
このブログでも以降は
帰蝶と記述します。
斎藤道三の娘で信長の正室ですが
帰蝶についてはほとんど記録が
残っていません。
この時代の女性ですので
記録が少ない傾向にはなるんですが
それにしても
帰蝶については特に記録が少なく
現代でもどういう人物で
いつまで生きたのか?
ほとんどわかっていません。
武将列伝の後半にも
そのような記載がありますね。
本作では信長の天下取りの途中で
雑賀衆の凶弾に倒れますが、
史実でも長生きしたのか
早死にしたのか全くわかりません。
少し話が逸れますが
織田信長については一代記と言われる
「信長公記」という書物を
リアルタイムで書いた人物がいました。
これによって信長と信長周辺の
記録は現代でも多く情報が
残っている方なんですが・・・
その「信長公記」においてすら
帰蝶についてはほぼ記載無しです。
「信長に道三の娘の正室がいた」
という事実は超有名ですが
それと反比例して、帰蝶本人の
実態はほぼ分からない
ナゾ多き女性です。
よって様々なエンタメ作品
(マンガ、ゲーム)
でも登場する際は作品によって
創作により様々なイメージ像が
作られる事になります。
帰蝶は信長に嫁いだ際は
3度目の結婚でした。
信長に嫁いだ時は15歳ですが
既にバツ2です。
当時は戦国の世なので
政略結婚は当たり前の世ですが
それにしても多いですね。
親があの毒マムシの道三ですから。
道三は自分の地盤固めの為に
躊躇なく娘を政略結婚に利用しました。
敢えて現代的価値観で捉えれば
まんま毒親なんですけど・・・
まぁ毒マムシだからね。
ただし本作でも使われている話で
「織田信長が真に
うつけであれば命を奪え」
と小刀を渡されて、それに対して
「父上の命を奪うことに
なるやも知れませぬよ」
と返したと言われる逸話もあります。
道三の娘で人生経験も豊富ですから、
気が強い人物だったのかも。
帰蝶は信長との仲が悪かったという
ような記述はありませんが、
跡継ぎを産むことが出来ませんでした。
その為、信長には帰蝶以外にも
多くの側室女性がいました。
信長の側室ですと最も信長が
愛した女性として側室の
生駒吉乃が有名ですね。
吉乃との間には
2人の息子と1人の娘が生まれます。
(信忠、信雄、そして後に家康に
嫁ぐ徳姫です。)
ただ帰蝶は側室の女性と
関係が悪くてもめたような記録は
残っていません。
そこそこ良い関係性で
マネジメントしていたのかもしれません。
※本作に出てくる人物だと
瀬名はかなり嫉妬に狂ってます。(笑)
このように戦国の世に登場する女性の中
でもひと際ナゾに満ちており、
信長に嫁いだ以降は
どうなったのか全くわからない
ミステリアスな人物です。
そして、だからこそ現代では
作品によって様々な描かれ方となる
魅力的な人物とも言えますね。
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