アプデで能力が変更されて
一気に戦争強くなりましたね。
ニューフロンティアパスも終了し
環境が落ち付きましたバージョン1.0.12.9
での文明&指導者考察です。
https://tannbura.com/%e3%80%90%e3%82%b7%e3%83%b4%e3%82%a3%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%82%bc%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b36%e3%80%91%e6%9c%80%e7%b5%82%e7%92%b0-2/
初めに
ニューフロンティアパスから
様々なゲームモードが追加されましたので
個別の考察は全て具体的な
ゲームモードを含めた様々な詳細設定を
しっかりと選定した上での
内容としています。
考察の前提となるゲーム設定は
下記の通り別記事でまとめていますので
予め前提となる設定をご確認下さい。
ゲーム設定の前提が異なると
内容が全く異なってきます。
特定のゲームモードを前提とした
動かし方も考察内容に含みます。
ゲームモードだけ抜粋して記載
秘密結社モード
英雄と伝説モード
独占と大企業モード
蛮族の部族モード
上記4モードのミックス設定です。
指導者
カトリーヌの「特別遊撃隊」
能力自体は標準ルールの頃から
変わっていませんが
「外交的視野」のゲーム設定が
途中から変わった為に
現在はかなり使える指導者能力に
変貌しています。
外交的視野が最初から高い文明は
対文明相手に戦闘ボーナスを
得る事が出来ますので黒妃率いる
フランスは普通に戦争強い
文明へと進化しました。
ただし蛮族相手には
特に強みを発揮出来ませんので
そこだけは注意ですね。
もう一つの特徴的な能力として
この指導者は
スパイと相性が良いです。
現在は外交的視野の上昇だけで
戦闘力補正という大きな
メリットを得る事が出来るように
なってますので中盤以降は
スパイを活用する事で
さらに外交視野を上げて
戦闘力を補正していくような
戦術も可能になっています。
文明
グランドツアー
遺産の建設に強い能力です。
フランス能力はこの
グランドツアーがメインです。
内政面で言うとシャトーは
オマケかなぁ・・・という
ぐらいの認識ですので
遺産作らないとフランスの
文明能力はほとんど意味が無い
という事になってしまいます。
積極的に対象時代の遺産を
作っていきましょう。
どんな遺産を選択するかは
プレイスタイル・好みに
大きく左右されると思います。
ただ対象となる時代の遺産は
比較的優秀なラインナップに
なっていますので選択肢は
ある程度豊富かと思います。
皇帝親衛隊
自国大陸では超強くなる
固有の戦列歩兵です。
現在のゲーム設定での黒妃は
戦争に強い指導者でもあるので
この指導者で使用するフランスでは
積極的にこのユニットを
活用していきたいですね。
近接戦闘ユニットなので
育てていく為には
しっかりと戦略資源を
確保していく必要があります。
戦略資源の発見及び確保はお早めに。
シャトー
別にそんなに弱い固有施設でも
ありませんが、そもそも
「高級資源に隣接したタイル」
しか作る事が出来ませんので
まぁオマケ程度に考えておけば
十分な施設だと思います。
置ける場所がかなり限定されます。
ゲームモードに絡んだ考察
太古から対文明戦に強い指導者
ですので英雄は全般的に
戦闘強いですから相性良いです。
遺産建設に区域が絡む事が
多いですから、やはり
ヘラクレスが優先度高いです。
他にもシャトーを重視するなら
マウイを持ってきて
高級資源置くプレイを
しても良いかもしれません。
軍事ユニットの種類選ばずに
戦闘力強くなる文明なので
積極的に蛮族からの
リクルートも活用していきましょう。
パンテオン・宗教に絡んだ考察
パンテオンや宗教能力と
特別に相性良い文明じゃないので
割愛します。
お好きに。
区域に絡んだ考察
戦争強いので兵営と相性が良い他、
遺産建設には遺産大技術者が大変
相性良い文明です。
偉人呼び込みの為に工業地帯も
優先して作りたいですね。
多くの遺産は区域との隣接が
条件になってきますので
中世以降の作りたい遺産から
逆算して建設する区域を
決めていくのも良いでしょう。
世界遺産に絡んだ考察
フランスは対象となる時代の
遺産建設に非常に秀でた文明です。
中世から産業までの遺産で
プレイスタイルに応じて
作りたい遺産をピックアップ
しておきましょう。
おすすめは
中世
アルハンブラ宮殿
解禁ツリーが城なので
スパイも一緒にゲット出来て
ツリー進捗に無駄が無い。
ルネサンス
紫禁城
ド安定
産業
ルール地方
ビッグ・ベン
いつもの強力遺産
あたりでしょうか。
後はプレイスタイルや好みに応じて
作る遺産を変えていきましょう。
ツリー進捗に絡んだ考察
技術
城ツリーまで完了すると
スパイが1体もらえますので
城を目指して進めましょう。
戦闘力高い指導者能力に
なっていますので、戦争を
積極的にしていくなら
早めに青銅器も終わらせて
鉄発見と兵営解禁したいです。
専用ユニットは近接専用の
代替えですので
太古から戦士を育てて
剣士→メンアット→マスケ
と進化させていきたいですが
鉄と硝石が必要になります。
鉄と硝石は早めに
発見して確保しておきましょう。
中世以降は作りたい遺産に
合わせてツリーを進めていく
事も重要になります。
社会制度
スパイ解禁の為に外交官の
ツリーまでは高速で
取得したいです。
スパイの活用には政府施設区域
建造物の諜報機関も大変
重要になってきます。
第2段階政府まで進めないと
解禁されませんので
早めに何かしらの政府まで
取得しましょう。
たんぶらぁ雑記
civ6カトリーヌ・ド・メディシス(黒妃)/フランスの話
正直言って標準ルールの頃の
フランス(当時は指導者一人)は
特に興味が湧かない文明でして
あんまり評価もしていませんでした。
当時はほとんど使用した事が無い
文明だったと思います。
アプデにより外交視野の設定が
切り替わった以降は
指導者能力の強さが劇的に
強化された印象でして
一気に使うモチベーションが
上がりましたね。
・・・ただしスパイ能力に
ついては相変わらずで・・・
確かに標準ルールの頃から比べると
スパイ能力は強くなっていますが
結局確率ゲーですので
この指導者使用する時ですら
自分は成功率100%の
スパイミッションぐらいしか
選択しないというチキンっぷりを
発揮します。(笑)
・・・がいくら何でも
この指導者の場合は積極的に
スパイミッションを
行っていきたいですね。
カトリーヌ・ド・メディシス(黒妃)の話
16世紀のフランス王妃です。
イタリア出身の人物ですが
フランス王族として人生の
大半を過ごしました。
カトリーヌ・ド・メディシスというのも
フランス語読みの名前になります。
カトリーヌは「メディチ家」という
有名なイタリアの大富豪の家で生まれます。
civ6ではジョヴァンニ・デ・メディチ
というメディチ家の人物が大商人の偉人
として登場しますね。
フランス人とイタリア人の両方の血を
引いていた彼女ですが、メディチ家の
政略結婚の形でフランス王子
オルレアン公アンリと結婚します。
「商人の娘」と当初は
陰口を言われていたカトリーヌ
でしたが次第にフランス王妃として
フランス宮廷に受け入れられます。
夫のアンリとは多くの子供を
もうけますが、夫との結婚生活は
正直不幸だったようですね・・・
夫アンリは年上の愛人にゾッコンで
愛が無い結婚だったようです。
しかしそんな結婚生活の中、
カトリーヌにとってはありがたい?
転機が訪れます。
夫アンリの死です。
アンリはイタリア戦争が終結した
1559年に馬上試合に出場。
その際に事故で死亡してしまいます。
最終的に次男がわずか10歳で即位。
政治など行えない幼い王になりました。
こうしてカトリーヌは王母として
摂政となり、以後約30年にわたり
フランスを統治する
政治の表舞台に躍り出ます。
彼女は「狡猾にして残虐な王女」
として名高い側面を持っていますが、
その大きな理由が
サン・バルテルミの虐殺と
女官スパイを起用です。
サン・バルテルミの虐殺は
宗教対立の虐殺です。
ユグノー戦争という宗教対立の
戦争(内乱)がありましたが、
カトリーヌはカトリック派の諸侯と
関係が近かった為、カトリック側に立ち
新教徒を弾圧・虐殺しました。
そして女官スパイも有名です。
civ6プレイされた方は
カトリーヌがスパイに関連する
唯一の指導者能力持ちですので
スパイの印象強いですよね?
彼女は女官スパイ部隊を
所持していたと言われ、宮廷内で
さまざまな権謀術数を
張り巡らせていたと言われます。
まぁ女性ながらに魑魅魍魎巣食う
フランス宮廷内で実権を
握り続ける必要がありましたので
ハニートラップなど男性を誘惑する
策謀を使い、反対派側の男性を
黙らせていた訳ですね。
こうして30年の長きにわたり、
フランス王妃として君臨し続けた
カトリーヌですが結局
次男の王も早くに死去。
彼女自身は摂政を退いた後、
69歳で亡くなりますが
次に王に即位した三男も
宮廷内の権力争いが激化して
暗殺されてしまいます。
こうして彼女の系譜のヴァロワ朝は
後継者が途絶えて結局、断絶と
なってしまいました。
宗教対立の際の新教徒の虐殺と
女官スパイの話から狡猾で残忍な人物
と言われる側面もありますが、
別の視点から見ますと
彼女は芸術文化を愛好していました。
芸術家のパトロンとして
フランス芸術文化の発展に貢献した
という一面もあります。
civ6では後発で追加された
(麗妃)の方がこちらのイメージを
元に能力が作られてる感じですね。
フランスの話
現代でもフランス共和国として
存在しているヨーロッパの有名な国ですね。
首都はパリ。
あんまり歴史・地理に興味無い方だと
この辺のヨーロッパの国は
島国で分かれてるイギリス以外、
正確に場所とか違いがよく分からない
方が多いんじゃないかと思います(汗)
地図上、イギリス(グレートブリテン島)の
真下にある国と覚えておくと
位置は覚えやすいかも。
現代だと・・・そうですね。
日本人のネット民には
元にちゃんねる管理人の
ひろゆき氏が住んでる国
という事で話題に
上がりやすい国かもしれません。
古代の話からフランスの歴史を
始めていきたいと思いますが、
実はローマ帝国の支配とガリアに
関係してくる為、既に
ガリアの記事でも紹介しています。
ですのでフランク王国誕生までの歴史は
ガリアの記事を読んで頂ければと思います。
ここではフランク王国の誕生から始めます。
5世紀にゲルマン人が大移動してきて
西ローマ帝国が崩壊すると
ゲルマン人の一派であるフランク人が
この土地に新しい王国を築きます。
これがフランスの祖とされる
フランク王国です。
フランク王国はカール大帝の時代に
最盛期を迎えてほぼヨーロッパ
全てを統一する大国となります。
あまりに国がデカくなり過ぎたので
その後3つのフランスに分裂しますが
ぶっちゃけ各フランス王国の王統は
何度も断絶しています。
ヨーロッパの王国はこんな感じで
結構簡単に断絶して王朝交代を
繰り返してる王国(帝国)の歴史です。
この辺は中国とかと近いかも。
ずっと万世一系で繋がっており、
王朝交代していない日本とは
同じ君主制でもイメージが異なりますね。
14世紀になるとフィリップ6世という
人物が即位して、ヴァロワ朝という
新しい王朝になります。
(指導者カトリーヌの王朝)
しかしこの人物はイングランド王家の
カペー家の血も引いていた為に
即位を巡ってイングランドと対立。
こうしてフランスとイングランド
(イギリス)が長きにわたって戦った
超有名な戦争、
百年戦争に突入していく訳です。
百年戦争ではフランスは当初、かなり
押し込まれて国土を失いますが
後半はフランスを助ける救世主が登場します。
そう、「オルレアンの少女」
ジャンヌ・ダルクですね。
civ6では大将軍としても登場しますし、
世界的に有名な偉人ですので
日本人でも名前ぐらいは知ってる方が
とても多いと思います。
ジャンヌが登場した後半には
彼女の活躍もあって巻き返します。
大雑把に言えば
前半はイギリスの勝利
後半はフランスの勝利
と言う感じです。
その後15世紀後半になると
神聖ローマ帝国(ドイツ)の
ハプスブルク家と激しく抗争する
イタリア戦争が勃発します。
このイタリア戦争によって
フランス王国は長く戦争を戦い抜く為の
中央集権化が進み、
絶対王政の封建国家が
出来上がっていきました。
しかしそんなフランスも
宗教改革と言う形で内戦が
勃発してきます。
この頃のヨーロッパは
宗教改革の時代です。
civ6だとルネサンス文化ツリーで
設定されてるあれですね。
あまりにも一神教である
キリスト教カトリックが
多様性を認めず、しかも腐敗を続けた為
ヨーロッパで大きな
宗教改革の波が起きました。
フランスでもこの宗教改革で
ユグノー戦争という戦争が勃発。
先の指導者項目で紹介した通り、
カトリーヌはカトリック側に付き
新興宗教側を虐殺する悲惨な
事件も起こります。
この後カトリーヌのヴァロア朝は
後継者争いで王を暗殺してしまった為、
後継者が途切れてお家断絶。
分家から新しい王がやってきますが
ここで登場するのが「良王アンリ」
と称えられるアンリ4世です。
このアンリ4世はカトリックでは無く
ユグノー派だったのでこんな人物が
王位を継ぐ事に当初カトリック派の
貴族は猛反発しました。
しかしアンリ4世は自らがカトリックに
改宗した上で信仰の自由を認めます。
こうなるとカトリック派も
ガミガミ反論出来ません。
双方の顔を立てて信仰の自由を認めた事で
アンリ4世はユグノー戦争を終結させ、
こうしてフランスの宗教改革から起こった
内乱は収束していく形になりました。
さてこのアンリ4世を1代目として
新しいフランス王朝の
ブルボン朝になりますが
このブルボン朝ではアンリ4世以上に
有名な王様が何人か登場します。
まず3代目のルイ14世。
「朕は国家なり」
と発言した事が有名な
「太陽王」ルイ14世です。
このルイ14世の頃、フランスの絶対王政は
最も高まっており最強の独裁者状態でした。
ルイ14世は積極的に対外戦争も行いますが、
ぶっちゃけ戦争はヘタクソで
最終的には引き際ミスってフランスが不利に
なるような戦争も多く・・・
残念ながらアンリ4世とは違い、
あまり良い王様とは評価出来ないでしょう。
しかもルイ14世は晩年に良王アンリ4世が
残した偉大な遺産である「信仰の自由」
を保証する王命も廃止してしまいます。
この対応は宗教面だけでなく
経済にも暗い影を落とします。
ユグノー派の人たちの多くは
商工業の職業者であった為、この対応で
商工業者が国外流出して
経済の停滞を招いてしまいました。
せっかくの宗教改革も元に戻り、
対外戦争と商工業者の流出で経済は悪化。
やりたい放題の王様に対して
国民の不満は頂点に達します。
こうして世界的に有名な
フランス革命へと繋がっていきます。
後に革命の時代と呼ばれる時代に入り、
多くの君主制国家では革命が勃発しますが
その中でも大衆の前でギロチンにより
王様が処刑されるという最も
象徴的な革命がフランス革命です。
ブルボン朝でもう一人有名な(悲劇的な)
王様として歴史に名を遺したのが
ルイ16世です。
ここでお気づきかと思いますが
たった2代なんですよ。
「太陽王」と言われて
絶対君主だったのがルイ14世、
それからたった2代の間に
フランス王の地位は天と地ほど
ひっくり返る形になりました。
フランス革命は歴史的にも
特に象徴的な出来事ですが
これがヨーロッパやアメリカなど
アングロサクソン文化に見られる
キャンセルカルチャー的な
苛烈な変動の形ですね。
現代の様々な政治諸問題でも同様ですが
ヨーロッパやアメリカは
50年前後で言ってる事が
真逆になるぐらい
「ぐわぁぁと変えてみて、
ダメだったらまたすぐ変よう。」
という生き方・考え方です。
アジアとはかなり異なりますが、
その中でも特に日本とは
真逆ぐらい違いますね。
日本の場合は
「ちょっとずつしか変えない。」
と言う感じの文化ですが
こういうのは土地柄の環境で変わります。
地球儀北側の大陸文化は
国同士の苛烈な戦争や
食料や人間を奪っていく
蛮族との戦いが根本にありますので
「今日やらなかったら
明日は自分や家族が死ぬかもしれない。
いつやるの?今でしょ!」
となる訳ですね。
一方、島国の日本や地球儀で南の
暖かい方の国の人は
「その辺に食うもんもあるし、
殺しに来る人間もそんないないし
まぁすぐ変えなくてもじっくり
考えてからでいいんじゃない?」
みたいな生き方・考え方になる訳です。
双方ともに一長一短があります。
ゲームで例えると蛮族や危険な
他文明が近くにある土地で
スタートした場合と周りに外敵がいない
土地でスタートした場合じゃ
プレイング変えますよね?
そんな感じです。
さてフランス革命に話を戻しますが、
1793年に国王ルイ16世と
王妃マリー・アントワネット
がギロチンで処刑。
ヨーロッパ全体に激震が走ります。
ある意味フランスで王様が
象徴的な殺され方をしたので
他のヨーロッパ諸国の王様は
苛烈な支配体制を
緩和する方向になりました。
最終的に君主制が廃止された
国もありますがフランスのように
ギロチン処刑までは免れた形です。
ここからは君主制が廃止されて
共和制になります。
クーデターにより王が倒れた後の
フランスを牛耳ったナポレオンは
皇帝に即位します。
ですので結局フランスはすぐ
共和制から帝政になります。
そしてナポレオンが様々な戦争で
暴れ回った後、最終的に
島流しになりナポレオン帝政は終了。
一時的にブルボン朝が
王政復古しますがもうこの時には
かなり権力が制限されてますので
立憲君主制みたいな感じです。
このタイミングで王政復古した
ブルボン朝が残っていれば
現代フランスも立憲君主制だった
んでしょうけど、結局その後
また革命が起こり、王制は崩壊します。
フランスはまた共和制になりますが、
選挙制度作っても安定せず
政治体制は滅茶苦茶。
何度もクーデター起こって
帝政→共和制
みたいな繰り返しですね。
ようやく安定してくるのは
1900年ぐらいです。
ここから先は近代の世界大戦ですが
フランスは第一次、第二次ともに
世界大戦の主戦場です。
第一次世界大戦ではドイツ帝国を
中心とした中央同盟国側と戦い、
大きな犠牲を出しました。
第二次世界大戦でも
ドイツの電撃戦で敗北。
ドイツに全土を征服されます。
基本的に世界大戦ではボロボロに
負けていますが、第二次世界大戦では
最終的にシャルル・ド・ゴール率いる
自由フランス(亡命フランス的な感じの)
が本土を奪還しました。
戦後は改めて共和制が成立。
自由主義西側陣営として
ヨーロッパ諸国と協力体制を組みます。
なお植民地については戦後に崩壊します。
フランスはインドシナやアルジェリアなど
植民地を持っていましたが、戦後に
改めて独立運動が起こります。
インドシナは大日本帝国も
関連してきますね。
日本軍が占領した際にインドシナ独立して
ベトナム
カンボジア
ラオス
が一瞬だけ独立して誕生しますが・・・
日本が戦争に負けましたので
ごちゃごちゃに。
独立を認めないフランスと
改めて独立戦争になりますが
戦争で自国がボロボロに疲弊した
フランスは国内でも
植民地奪還を巡って国論が割れます。
最終的には戦後世論の後押しもあり、
フランスの植民地は全て独立。
こうして植民地も全てリセットして
現代の共和国フランスとなりました。
最後にフランス革命について
改めて自論を記載しますと
確かにフランスの王様は
やり過ぎた側面もありますが、
急速的な革命には負の側面も大きかった事を
見なければいけないと思います。
過激な改革派の恐怖政治により、
多くのフランス市民が犠牲となり
クーデターによりナポレオンが
共和国の権力を握るまで
フランスは過激な市民革命派の
恐怖政治に支配されていました。
まぁバカな王様を倒した所で
民衆が王様より賢いとは限らない
という事ですね。
現代の民主主義を見ればわかる通り、
国民が政治に介入するなら
それなりの賢さを国民そのものが
持たなければ王様から市民に
国を運営する権利を変更しただけで
良い政治が出来るとも限りません。
ちなみにフランス革命を発端にして
いわゆる市民革命的な
共産主義が全世界に蔓延していく
という人類史にもなっています。
そういう視点で見ると
フランス革命の負の側面も
大きかったのではないかと
個人的には思います。
(筆者は共産主義を人類の
厄災だったと考える派なので)
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