温泉むっちゃ好き。
ニューフロンティアパスも終了し
環境が落ち付きましたバージョン1.0.12.9
での文明&指導者考察です。
初めに
ニューフロンティアパスから
様々なゲームモードが追加されましたので
個別の考察は全て具体的な
ゲームモードを含めた様々な詳細設定を
しっかりと選定した上での
内容としています。
考察の前提となるゲーム設定は
下記の通り別記事でまとめていますので
予め前提となる設定をご確認下さい。
ゲーム設定の前提が異なると
内容が全く異なってきます。
特定のゲームモードを前提とした
動かし方も考察内容に含みます。
ゲームモードだけ抜粋して記載
秘密結社モード
英雄と伝説モード
独占と大企業モード
蛮族の部族モード
上記4モードのミックス設定です。
指導者
鴉の王
都市国家の徴兵と
相性が良い能力です。
徴兵するだけで
代表団+2しますので
ハンガリーは一度
宗主国を得てしまえば
定期的に徴兵する事で
宗主国を維持しやすいです。
また徴兵された都市国家の
ユニットが非常に強いですね。
戦闘力+5で移動力も高いです。
都市国家兵の戦力が
安定してこちらで管理出来ない
という根本問題がありますが
上手く活用出来れば強力です。
文明
ドナウの真珠
上手く使いこなすと
凄まじいポテンシャルを発揮する
ハンガリーの素晴らしい能力。
都心から川を挟んだタイルという
難しい位置指定ですが、
条件を満たせば鬼の強さ。
区域だけでなく、その建造物も
全て生産力+50%です。
ハンガリーはこの能力があるので
出来るだけ川沿いに都市を作って
川の向こう側は区域で埋め尽くす
プレイをするのが良いでしょう。
多少隣接ボーナス無視でも
建造物まで全て生産早いので
総合的にはメリットが多いはず。
温泉
スタジアムと工場を合体したような
ボーナスを各都市に与えます。
ハンガリーが誇るスーパー建造物。
まさにスーパー銭湯。
地熱孔がある場合はさらに
快適性上がるので、
地熱孔がある都市では
確実に作りたいですね。
フッサー
騎兵の代替えです。
軍事同盟ととても相性が良いですね。
軍事同盟一つでも結んでおけば
ユニット相手には戦闘力+8まで
強化する事が出来ます。
黒軍
コーサーの代替え。
都市国家の徴兵隊が隣接している
条件で戦闘力が強化されます。
性能自体はぼちぼちですが
ハンガリーは指導者固有と合わせて
固有→固有へ進化出来ます。
フッサーへ強化する用の種として
ここから育てるのはアリでしょう。
ゲームモードに絡んだ考察
日本以上に卑弥呼と相性良い
文明でしょうね。
一度徴兵すればそれ以降は
ずっと宗主国を維持出来るのが
ハンガリーの強みですが
最初に宗主国になる為の代表団は
自力で確保しなければいけません。
卑弥呼を使えば
かなり代表団が多く稼げます。
また徴兵ユニットと固有軽騎兵による
物量戦の戦いを展開していく
この文明は戦闘力強化の面でも
卑弥呼と相性が良いです。
反面、英雄ではテンプレで強力な
ヘラクレスがこの文明の場合は
少し優先度が落ちるかもしれません。
区域は固有能力使えば
建設コスト抑えられますからね。
パンテオン・宗教に絡んだ考察
パンテオン・宗教能力共に
特別相性が良い訳では無いです。
お好みで。
区域に絡んだ考察
川の能力さえ発動出来れば
どの区域でも相性が良いですが
ハブと娯楽施設は
特に相性が良いですね。
ハブはどうせ川沿いに
作る事が多いですし、
娯楽施設は温泉が強いです。
都市国家を活用して
強化していくなら
外交街も悪く無いでしょう。
政府複合施設でも
能力利用出来るのが強いですね。
政府区域の建造物は
コスト重い上に購入も
出来ないですからね。
世界遺産に絡んだ考察
条件さえ満たせばどんな区域でも
速く作れる文明ですので
区域関連の遺産とは相性が良いです。
逆に川沿い建設条件の遺産は
区域に場所取られる事も多いので
配置が難しいかもしれません。
ツリー進捗に絡んだ考察
技術
ドナウの真珠が発動出来る
地形を確保した場合は、
優先的に区域のツリーを
完了させましょう。
固有軽騎兵を活用していく場合は
騎乗へ早めに進めて
騎乗兵から育成を始める戦略を
取っても良いと思います。
社会制度
社会制度ツリーでは代表団を
追加するツリーの有効性が高いです。
宗主国取る為の最低限の代表団は
自力で集めるしかありませんので。
一度、宗主国さえ取れば
後は徴兵ゲーで維持出来ますが。
後半になりますが
温泉は早めに取得しましょう。
ハンガリーの切り札的な
超強力建造物ですので
早めに解禁するに
越したことはありません。
たんぶらぁ雑記
civ6ハンガリーの話
civ6の文明・指導者能力の中で
非常に個性的であり、同時に
強力な隠れた逸材です。
能力発動の条件にかなり
クセがありますので、
そこまで安定はしませんが
「ハマると強い」タイプです。
ちなみに僕の場合は
日本でのプレイ同様に
都市を近い距離で密集させる
事が多いので温泉の建造物が
とても使いやすく、温泉を
重宝する事が多いですね。
地熱孔は終盤にならないと
施設開発出来ませんので
多くの文明にとっては
鬱陶しい地形だと感じる事が
多いんと思います。
・・・がハンガリーの場合は
例外的に嬉しいと
感じる事が多いですね。
つーかハンガリー以外でも
地熱孔のタイルは
古典・中世あたりから温泉として
施設利用出来たら良いと思うんですよ。
そうすれば早い時代から
地熱孔を利用しやすくなって
良いアイディアだと
思うんだけどなぁ・・・
マティアス・ゴルヴィヌスの話
マーチャーシュ1世とも言います。
「正義王」の異名を持つ
ハンガリーの国王。
中世ハンガリーの最盛期を築いた人物。
civ6の指導者能力は鴉の王ですが
これは彼の属する
フニャディ家がカラスの紋章を
使っていたからこのような
能力名になってるんだと思われます。
王軍を常備軍として整備し、
軍備を強化した事で戦争に強かった
国王として知られますが・・・
47歳の若さで急死。
嫡子もいなかった為、他国の国王を
引っ張ってくるという
ヨーロッパ王国の歴史に
ありがちな展開になります。
ヨーロッパの国は他国の王様も
割と親族みたいな所がありますよね。
大分、日本(アジア)とは歴史が違います。
日本で例えたら・・・
中華の王朝や朝鮮王朝から
国王を引っ張ってくるみたいな感じ?
ちょっと想像出来ませんね・・・
ともかく彼の死後、
国軍も弱体化していき
結局その後ハンガリーは
オスマン帝国に決定的に
敗北する事になってしまいました。
ハンガリーの話
現代にも存在する中央ヨーロッパの国です。
2022年3月に起きた
ロシアのウクライナ侵攻の関係で
「ブタペスト覚書」って言葉を
ニュースなどで耳にする機会が
増えたと思いますが
ブタペストってのはハンガリーの首都です。
civ6の能力名にもなっていますが
ドナウ川の恩恵を強く受けた国で
肥沃な農地が多い場所ですね。
ハンガリーの国土の大半は
なだらかな平原です。
この土地には古来から
様々な民族が侵入してきました。
ローマ帝国が巨大化してくると
ローマ帝国に占領支配されます。
その後、ローマが弱体化・分裂すると
西ローマ帝国側となりました。
西ローマ帝国は広い領土を
支配、維持する統治能力が無いので
ハンガリー地域の統治が困難になります。
そこでハンガリー地域にいた部族に
支配を認めまして、ここで初めて
独立国家が誕生します。
4世紀ぐらいの事ですね。
ただしこの頃のハンガリー地域にいた
フン族という民族はその後の
ハンガリー王国には繋がっていません。
現代ハンガリーに繋がる
ハンガリー王国が
出来上がったのは10世紀です。
ハンガリー人の君主イシュトヴァーン1世
という人物がキリスト教に改宗して
カトリック諸王国の一つとして
ハンガリー王国が誕生します。
このハンガリー王国が
現代ハンガリーの起源ですね。
この中世ハンガリー王国は
途中でモンゴル帝国などから
被害を受けつつも発展し、
15世紀頃になると周辺国と
同君連合
(ヨーロッパの歴史だと
よく出てきますね。)
を結び、中央ヨーロッパの強国となります。
しかしオスマン帝国とぶつかるようになり、
オスマン帝国相手に敗北。
15世紀後半からオスマン帝国の強い
圧力を受ける事になります。
一時的にはオスマン帝国と
それと対立していたオーストリアに
国土を分割されて
オスマンとオーストリアの
前線地帯となったこともあります。
その後、オスマンはウィーンの包囲に
失敗して軍事的に引き上げますが
引き続きオーストリアに支配されます。
オーストリアからの独立運動が
度々繰り返されますが、結局
オーストリア帝国を収めていた
ハプスブルク家がそのままハンガリーの
君主となり、オーストリアとハンガリーは
一体の帝国となっていきます。
しかし第一次世界大戦で
オーストリアは敗北。
これにより、オーストリアと分離しました。
第一次世界大戦後に革命が起き、
長らく続いた王制が終焉。
ハンガリーは人民共和国となります。
1918年の話ですね。
歴史的には割と最近です。
10世紀頃の中世から1918年まで
ハンガリーは王国でしたが、
ここで共和制になりました。
・・・が1920年からまたすぐに
ハンガリー王国の設立が宣言されます。
1920年から1945年まで再び
ハンガリーは王国となります。
・・・がハプスブルク家に代わる
王がいないまま王国が宣言されましたので
よくわからん状態ですね・・・
第二次世界大戦ではナチス・ドイツに
強調して枢軸国側として戦いますが敗戦。
戦後1946年になるのとまた王制が廃止。
(不安定極まりないですね・・・)
ハンガリー共和国となりますが、
ソ連の統治下におかれますので
どんどん共産化が進みます。
1949年には
ハンガリー人民共和国が成立。
いつもの共産圏の「人民」国名ですね。
ハンガリーの共産系の党による
一党独裁国家としてソ連の衛星国になり、
冷戦体制の中では
東側の共産圏に属しました。
この辺はポーランドの歴史とも
近い所があるかもしれません。
その後、ハンガリーの民主化運動と共に
冷戦が終わりソ連邦が崩壊。
1989年からようやく現代同様の
「ハンガリー共和国」として
民主的な西側諸国の
仲間入りを果たしました。
現在は勿論、EUやNATOの加盟国です。
シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI [日本語:吹替え版] [オンラインコード]
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