あんまり知名度高くは無いですが
中々の偉人だと思います。
固有武将の評価解説です。
今作の固有武将は
固有チャージ
固有閃技
固有無双奥義
はありませんので存在しない
項目については紹介しません。
※プラスやり込みで最強武将の
育成データにもなっています。
武将ステータス
今作は全武将共通で
技能により階級の限界突破して
能力を増やす事が出来ます。
よって全て最大です。
技能習得
勿論、全部取得。
今作は全武将で取れる技能に
ほぼ差はありません。
ステータスアップ系は少し
差がありますが、最終的に
限界突破でステータス増えるので
どうせ全部カンストするから一緒。
家紋コラム
「三つ巴」と言われる巴紋の一種。
岡部元信が使っていた
とされる家紋です。
得意武器
基本武将特性
岡部元信のテーマ属性は紅蓮です。
神馬技能付きの軍馬で突進の際は
紅蓮の属性が乗ります。
金剛っぽいイメージもありますが
紅蓮なんですよね。
無双奥義
通常無双奥義の文字は臣。
無双秘奥義は尽となります。
無双奥義は武器種ごとに
汎用アクションとなります。
岡部元信のコラム
いやーこの方は固有武将の中でも
特に今作で良い味
出していたと思います。
桶狭間から信長との因縁が続き、
後半のシナリオでも唯一、信長を
「うつけ」と呼ぶ古き宿敵として
上手く描かれていましたね。
無双武将と言われても
違和感無かったかも。
正直有名な人物では無いと思いますが
（この人物を元々知ってたという方は
相当なレベルの歴史好きでしょう。）
戦国に隠れた名将の一人ですので
少しでも興味を持つ方が増えるように
頑張って紹介していきたいと思います。
岡部元信
今川家に仕えた猛将です。
桶狭間の逸話が一番有名でして、
今川義元が討たれた後も彼は
果敢に抗戦を続けます。
信長が差し向けた部隊を
ことごとく撃退。
遂に織田と開城交渉になりますが
敗軍の将であるはずの岡部元信は
毅然と主君・義元の首との
引き換えを要求します。
信長はその忠義に感動して
義元の首級を丁重に棺に納めて
送り届けたと言われています。
ですので桶狭間で義元は
討たれましたが、義元の首は
しっかりと今川家に変換されました。
こうして今川家に忠義を果たした
猛将でしたが、今川家は次の
氏真の代で武田信玄に駿河侵攻されて
戦国大名としては滅びます。
元信は当初、氏真と共に北条氏の元に
身を寄せましたが後に武田氏に降伏。
以降は甲斐武田家に仕えます。
武田家でも岡部元信は少しずつ
出世して重用されていきます。
しかし信玄は病死し、次の勝頼は
長篠の戦いで織田・徳川連合に敗北。
再び岡部元信は前の主君を討った
織田信長と相対する事になります。
その後、勝頼が奪った高天神城の
守りを任された岡部元信は
家康の遠江侵攻を何度も跳ね返します。
武将列伝に記載がある通り、
本多忠勝ら徳川精鋭の猛攻を
なんと3年間も凌ぎ続けます。
武人としては本当に
優秀だったんでしょうね。
岡部元信は家康にとっても
高天神城を奪い返す為の
宿敵となりました。
家康は岡部元信と高天神城の
鉄壁の強さから正攻法で
高天神城を攻略するのは困難と
考えて兵糧攻めに切り替えます。
元信は勝頼に援軍を求めますが、
本作でも描かれる通り
勝頼は援軍を送れませんでした。
勝頼は北条氏政と対峙していた上に
織田・徳川軍と正面衝突する事を
恐れたと言われています。
高天神城の兵糧は底を尽き、
飢餓状態になります。
元信は覚悟を決めて残った
諸将を集めて軍議を開きます。
「この城に入った時から
生きて帰る事は考えていない。
信玄公・勝頼公の恩義に
報いる為に打って出る！」
と言って城兵と最後の酒を
飲み交わして決別の宴を開きます。
元信は残った城兵を率いて
徳川軍に突撃。
この時の岡部元信はもう
70歳近かったと言われていますので
当時の平均寿命なら超高齢です。
そんな岡部元信は先頭に立って突撃。
迎え撃った徳川軍の武将たちは
まさか元信が先頭に立って
突っ込んでくるとは
思っていなかった為に
元信を別の者に任せて他の追討に
向かってしまいました。
元信は果敢に戦って組討ち勝負に
制しましたが・・・・
坂を転げ落ちた所で討死。
先頭に突っ込んできた人物が元信
だったと後で知った徳川武将たちは
大敵を自分で討ち取れず逸した事に
大変な悔しさを覚えたそうです。
元信と共に高天神城の城兵たちは
全員玉砕しました。
今川に仕えた時代から主君への忠節、
そして最後の散り様までまさに
武士道
を絵にかいたような武将ですね。
戦国時代の人物の中でも
決して有名な人物ではないと
思いますが、本作を通して
少しでも多くの方に知ってもらいたい
戦国の武人の一人かと思います。
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