【日本関連テーマゲーム】 真・女神転生Ⅴ

【真・女神転生Ⅴ】全ルートクリア後の評価・感想

アマテラスがいない(号泣)

育てたい国津神とかいっぱいいるけど
お香マラソンがしんど過ぎて
どうしようか迷走中のたんぶらぁです。

真エンディングルートを含む
全4ルートをクリアしましたので
今作のストーリークリア後の
全体的な評価・感想をまとめてます。

やり込み育成とかはまだまだ
これからですので、今後も
真・女神転生Vの記事更新は続けますが
一区切りとしてゲームの感想を
まとめておく形です。

※当然ネタバレ満載ですので
 それを踏まえた上で
 以下をお読み頂ければと思います。

結論から言いますと
今作「真・女神転生V」は

バトル関連システムは
過去作最高峰に素晴らしい出来!

・・・ですが

ストーリーや
細かいユーザビリティの面では
ちょっと首を傾げざるを得ない
アンバランスな作品かと思います。

まずストーリーについては
かなり微妙だと思います。

まぁメガテン作品のストーリーは
常に神話的だったり、哲学的だったり
しますので個々のルートエンドの
出来については「そんなもんか。」

と思った程度でしたが・・・

  • ストーリー展開が唐突過ぎる。
  • 人間キャラクターの個性薄すぎる。

これが大きな問題だと思います。

ストーリー展開があまりにも唐突過ぎて
結構プレイヤーが
置いてきぼりになります。

いきなりタオが実は聖女で、ベテルが
どうたらという話が展開されますが
割と驚くべき内容のはずなのに
周りの人間がアッサリと飲み込んで
進行してしまいます。
プレイヤーだけが置いてきぼりに
なりやすいと感じました。

僕は4という作品はあまり
戦闘システムが好きでは無かったですが
作品への惹きこみ具合だけなら
まだ4の方が良かったですね。

ストレンジジャーニーなんかは
プレイヤーが共に考えさせられる
奥深いストーリーだっただけに
今作のストーリーはちょっと残念ですね。

単純に物語の内容だけじゃなく
ストーリーに興味を持ち辛くなる
要因のもう一つには

人間キャラの圧倒的なキャラの
薄さがあると思います。

タオ
「実は聖女でした!」
プレイヤー「え?」
驚いてる間にすぐ死んで
女神として転生。

唐突な展開の連続で
プレイヤーは置いてきぼり。

一応、人間のヒロイン枠だよね・・・

ユズル
THE空気メガネ
「実はベテルに所属してたんだ!」
誰もプレイヤー目線で
突っ込むキャラがおらずに
唐突な展開がどんどんスルー。

最終的に何故か八百万の神の
世界に唐突に目覚める。

イチロウ
ビビリニキビからイキリニキビへ。
ちょっと言っちゃアレですが
一番魅力無さそうなキャラなのに
一番しっかり描かれてます。

何故コイツのストーリーを
分厚くしたんだ・・・

一番プレイヤー目線で等身大の
視点に立ってくれそうな雰囲気を
醸し出しておきながら最終的に
アブディエル教へ入信。

ショウヘイ
誰だよ!
圧倒的にキャラが薄い。
ストーリーも少ない。
どんな生い立ちがあるにせよ
現代人でこんなヤツいねーだろ。

ミヤズ

逆に可哀想だよ!

一体何だったんだ・・・
このキャラクターは。

まさかの終盤サブイベントでしか
ストーリーがほとんどありません。

初期から登場して
ストーリーに絡んできそうで
絡んでこない伝説的なキャラ。

この人間キャラのラインナップは
相当ヤバいんじゃないかと思いました。

しかしそれに反して

悪魔など人外のキャラたちは
相当上手く描かれていたように
感じましたので不思議なもんです。

ジョカやアブディエル、アマノザコなど
よくキャラデザインされてると思います。

せっかく魅力的なキャラなのに
アマノザコが何なのか?
という最終的なストーリーは
サブイベントになるという
アンバランス具合も凄いです(笑)

サブイベントやらなかったら
終盤にナゾの電波受信してる意味が
よくわからず終わりますからね。

ちょっとセンスがズレてる感じがします。

ですので個人的な感想としては
人間キャラの魅力がほぼ無い反面、
悪魔キャラは良く
描かれているなと感じました。

次にバトル関連のシステムですが
これは素晴らしいと思います。

メガテンシリーズ古参のファンに
とってはこれまで3Dでは無かった
悪魔に専用の動きが付いた事で
結構感動した方も多いんじゃないかな。

メガテンの顔(?)とも言える
マーラー様やアリスなど歴代からの
お馴染みの悪魔が最新の3Dで
綺麗に動くように
なったのは感動的でしたね。

勿論、細かい育成面での
ゲームバランスでは思う所もありますが
総合すれば相当良い出来の
メガテンになってると思います。

流石はⅢの正当進化システムですね。

オートバトルの使い勝手が
やたらと悪かったり・・・
細かいユーザビリティでは
バランス調整ミスってるなぁ・・・
と感じる点も多少はありますが
バトルシステムは非常に楽しいです。

専用技や属性適正が追加された事で
仲魔の個性も出来ましたし、
育成面もより楽しくなりました。

・・・まぁあんま戦う敵がいない
という問題はありますが・・・

今作ラスボスのルシファーは
すげー弱い感じがしますね。

普通メガテンのラスボスって
もうちょっと強めだと思うんですが
事象の人は凄く弱い印象でした。

そんな訳でバトル・育成システム
については素晴らしいゲームデザイン
になってると思うんですが・・・

如何せんストーリー方面などは
かなり微妙かな?というのが
今作の僕の評価・感想となります。

最後にこれは自分の個人的な
好みが凄く強い話なので
客観的な評価には加えませんが・・・

アマテラスがいないのは
ウルトラ級のショックでした・・・

ゲームでも引きこもりして
出てこないのは止めて頂きたいです。

まぁスサノオ、ツクヨミ、ルシファーが
使えないのはストーリー上
しょうがないと思うんですが
アマテラスいないのは
ショックが隠せません・・・

流石に最新の3Dモデルになりましたので
それなりの悪魔が削られましたが・・・

他にも「あ~コイツいないんだ~・・・」
みたいな悪魔は結構いますね。

マンセマット、セイオウボ、セラフなど
終盤の仲魔で過去作だと使ってた方も
結構いるんじゃないかと思われる
それなりの数の仲魔が今作では
登場しない形になっています。

マンセマットはストレンジジャーニーで
相当色濃いキャラでしたし、前作4にも
登場しましたので今作でいないのは
意外だなと感じましたね。

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たんぶらぁ

ゲームブロガー,動画投稿者(YouTube,ニコニコ動画),ゲーマー
【日本】がテーマになるゲームをやってます。
※和風ゲームなど日本の世界感・文化が登場するゲーム。

正社員サラリーマンとして10年間、会社に勤務。
自分を偽り続けて10年踏ん張ったものの、心身共に限界を迎えて退職。
退職時は人手不足倒産で外国人労働者の必要があーだこーだ
言われていた売り手市場時代だったので退職後は
しばらく気ままにフリーランスを続ける。
・・・が突如コ〇ナウイルス時代に突入してしまってさぁ大変。←今ココ

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