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【日本関連テーマゲーム】 戦国無双5

【戦国無双5】無双武将解説評価&やり込み最強武将育成データ「織田信長」今作は魔王キャラから一気に雰囲気変更

あんまり信長が魔王キャラ
過ぎるのもどうかと
思ってたので良い傾向だと思いました。

無双武将の評価解説です。

※プラスやり込みで最強武将の
 育成データにもなっています。

武将ステータス

今作は全武将共通で
技能により階級の限界突破して
能力を増やす事が出来ます。

よって全て最大です。

技能習得

勿論、全部取得。
今作は全武将で取れる技能に
ほぼ差はありません。
ステータスアップ系は少し
差がありますが、最終的に
限界突破でステータス増えるので
どうせ全部カンストするから一緒。

家紋コラム

「織田木瓜」という織田家の家紋
の形になってまいます。

木瓜(ぼけ)という名前の花と
胡瓜の切り口で表現されており
唐から伝わったとされてる紋です。

かなり流行ってた紋だそうで
この木瓜紋は織田家以外にも
数多く普及していました。

代表的なデザインの紋を
織田家は使ってたわけですね。

得意武器

今作ダブル主人公の片割れなので
特権で得意武器が2種類あります。

無双モードで途中まで進めると
刀の得意武器が追加されます。

信長の使用を
イメージしている銀武器は

大太刀が「不動国行」です。

不動国行コラム

検索すると人気ゲーム
「グラブル」の武器の事が
最上位に出てくるあたりが
現代らしいですが(汗)

来国行という刀工の作品で
足利将軍家から天下人達へと
引き継がれた刀です。
信長だけではなく、秀吉→家康と
受け継がれていきました。

刀が「宗三左文字」です。

宗三左文字コラム

これは今作のストーリーでも
登場しますね。
非常に有名な刀。

元々は今川義元が
所持していた名刀です。

元々は三好政長が所持しており
そこから
武田信玄→今川義元

と所持者が変更となりました。

本作でも出てくる通り
今川義元が愛刀としており、
桶狭間で討ち取られた際も
所持していました。

織田信長が気に入って
その後は織田信長の愛刀となり
今度は織田信長が本能寺の変で
最後と遂げる際にも
この刀を所持していたらしいです。

その後は秀吉→家康と
天下人に引き継がれ、家康も
大変気に入り愛用しました。

多くの戦国武将を虜にした刀です。
さぞ良い刀だったんでしょう。

明治維新後に徳川家から
信長を祭った神社へと寄贈されて
現在は重要文化財になってます。

まぁ刀身は何度か焼けて
しまって再刃してるので
当時の物は残ってませんが。

基本武将特性

信長のテーマ属性は炎です。

神馬技能付きの軍馬で突進の際は
紅蓮の属性が乗ります。

真・無双奥義など上位の
無双奥義でも紅蓮属性が付きます。

継続ダメージで攻撃出来るので
安定して使いやすいですね。

また信長の場合はキャラ性能が特殊で
攻撃に覇気の爆発が付く場合があります。
(確率発動)

通常攻撃や馬上攻撃の際でも
たまに覇気爆発で追加ダメージを
与える事が出来ます。

武器の固有チャージは
青年期と壮年期で共通。
(エフェクトが違うぐらい)

固有閃技

信長使ってると良く目にする
爆発球を発生させる技です。

攻撃範囲はそれほど広くないですが
攻撃力アップの上昇効果を付与する
という強力な追加効果持ち。

流石、主人公の固有閃技だけあって
素晴らしい性能です。
必ず入れましょう。

固有アクション

大太刀はチャージ1とチャージ5が
固有チャージです。

チャージ1では打ち上げた後で

広範囲を吹き飛ばす
覇気爆発が発生します。

チャージ1なので発生が早く
広範囲に攻撃出来る強力な技です。

これループしてるだけでも
信長はかなり強いです。

チャージ5は豪快な連続攻撃。
逆袈裟で斬り上げた後

叩き付けで前方広範囲に攻撃し

さらにそこから炎をまとった大太刀で
グルグル回転しながら連続攻撃します。

二刀の最終チャージみたいな技で
ボタン押した回数に応じて
かなりの攻撃回数になる技です。

信長で大太刀使う場合は
文句無しの最高火力チャージ技。

刀はチャージ2とチャージ4が
固有チャージです。

チャージ2は円を描く動きまでは
普通のチャージと同様です。

その後、覇気のエネルギーみたいな
ヤツに敵を集中させて

突き攻撃で締め。
コンボが繋がりやすく
使いやすい固有チャージです。

チャージ4は突き攻撃から

刀にエネルギーを溜める
溜めモーションのような動作に以降。

強力な薙ぎ払いと共に
覇気爆発が起こります。

爆発後に炎に包まれた敵を
空中でほんの少し拘束し、
決めポーズと共に吹き飛ばす
という魔王らしいオサレな
必殺技となってます。

カッコいい技ではあるんですが
薙ぎ払い攻撃の前後で
大きな隙が出来ますので
実用性としては少し
難があるかもしれません。

無双奥義

通常無双奥義の文字は天。

無双秘奥義は覇となります。

信長は青年期と更年期の違いで
無双奥義のアクションが異なります。

青年期

大太刀を構えて

横一閃するだけの
シンプルな単発攻撃です。

無双奥義・皆伝では
同じように大太刀を構えて

炎と共に薙ぎ払い

さらに返しでもう一度薙ぎ払いの
2回攻撃となります。

最後に後ろ姿で締め。

壮年期

魔王オーラを手に纏って刀を抜刀。

斬った前方へ青い炎を展開して
敵を収束しながら攻撃します。

無双奥義・皆伝では上段に刀を構えて

遠距離まで届く刀での一閃から

もう片方の手に
オーラブレードを召喚して

クロスで斬り付けて爆発。

最後に拳を掲げて締めです。

壮年期では前作以前の
戦国無双シリーズでの
信長キャラに近く、魔王オーラを
タップリ使用した魔王風味の
無双奥義となっています。

織田信長のコラム

まぁ織田信長は歴史好きな方も
そうでない方も日本人で
知らん人はいないでしょう。

豊臣(羽柴)秀吉、徳川家康と並んで
天下人の三英傑として有名です。

織田信長のイメージと言えばやはり
「鳴かぬなら 殺してしまえ
 ホトトギス」

だいたい学校では秀吉や家康と
比較してこのような例えの人物で
習う事が多いと思います。

比叡山焼き討ちの事例から
第六天魔王なんて呼び名もありますし

「織田信長は冷酷無比で
 残虐非道な戦国大名」

というイメージが大変強いかと思います。

戦国無双シリーズでも前作以前までの
織田信長のキャラデザインはまさに
冷酷無比な魔王キャラでした。

織田信長を描いた作品は大抵

冷酷無比
残虐非道
傍若無人

というようなイメージです。

このような近年の織田信長のイメージ像は
司馬遼太郎の作品から始まっている
という一説もあるようですね。

他にも江戸時代の政治家であり
朱子学者でもあった
新井白石などは信長の評価が低く、
残虐性などを批判したようですが
後世の人物でも人によって
信長評には大きな差があります。

僕自身の考えとしては
実際の織田信長の人物像は
「殺してしまえホトトギス」一辺倒な
イメージとは大分異なっている
という認識です。

戦国無双5では信長の凝り固まった
イメージ像を少し変えてくれた
という意味では中々
意義深い作品だったと思います。

ちなみに現代で有名所の
エンタメ作品で言うと
漫画では重野なおき先生の
「信長の忍びはおすすめですね。

アニメ化もされた有名な
歴史4コマ漫画ですが、冷酷で残虐
一辺倒な信長のイメージを
少し変えてくれる作品かと思います。

短気だったという事は
間違いないようですが(笑)
自分に厳しく、朝早く起きて
自ら率先して仕事に励み、
部下のノルマなんかは大分甘い
(ぶっちゃけ秀吉の方が厳しい)
人物だったようですね。

自ら率先して仕事をする
デキる上司だったのでは
ないかと思われます。

確かに信長は一向一揆との戦いや
比叡山焼き討ちでは、
多くの民間人を虐殺しています。

日本ではそもそも、戦争において
民間人を虐殺する事はほぼ
ありませんでした。

戦ですから影で悲惨な目に会う
民間人は当然ゼロではありませんが
大っぴらに民間人を虐待・虐殺する
という事は戦国の世でもありません。

しかし、信長だけは例外で
一向宗や比叡山に対しては
女・子供も全て皆殺しにしています。
これは日本史における
極めて珍しい大虐殺です。

ただし信長がこのような虐殺を
行ったのは対宗教戦に限定されます。

通常の戦国武将との戦において
民間人に手を出した事はありません。
(敵一族には報復的な虐殺を
 行う事もありましたが
 これは信長に限らず、戦国時代では
 割と良くある事例でした。)

織田信長は当時の戦国武将の中でも
極めて先進的な思考の持ち主で
あったが為に、宗教がもたらす
狂気的な一面を強く
警戒していたのかもしれません。

確かに信長は非常に苛烈な
対応を行いましたが
実際、一向宗はかなり狂っていて
制御不能だった面もありましたし
比叡山などの一部の仏寺は
利権にまみれて腐敗していました。

また織田信長と言えばやはり
「桶狭間の戦い」で今川義元を
破ったのが有名です。

この英雄譚のような戦が
あまりにも有名過ぎて
信長は物凄く勇猛果敢で戦上手
というようなイメージもありますが
それも事実とは大分異なります。

織田信長という戦国武将は
決して戦争に強い
戦上手の大名ではありません。

この人は経済通の大名でした。
楽市楽座が一番有名ですが、
今風に言えば規制緩和ですね。

様々な画期的な経済政策で
お金持ちとなり、
お金の力で戦争を優位に進めた
大名だったというのが
史実に近いと思います。

その証拠に信長は
桶狭間のような自身も
危険にさらす戦は
生涯通してほぼゼロです。

自分も前に出たのは
桶狭間と光秀救出の天王寺砦の戦い
ぐらいじゃないでしょうか?

確か桶狭間を後で振り返って
「二度とあんな事やるか、ボケ」
的な事も言っていたんじゃ
なかったかな?

ホント、
今川義元は運が無かったですね・・・

基本的に信長の戦は
大量のゼニの力で、根回しを行い
絶対勝てる状況になってから
戦争仕掛けて、戦争自体も
大量の兵士で長期間包囲して
相手の疲弊を待ち続ける
戦いが多かったと思います。

長篠の戦いの鉄砲戦術も
有名ですが、あれも結局
大量のゼニの力あってこそです。
火縄銃は弾や火薬合わせて
お値段高いですからね。

また軍隊の作り方についても
信長は画期的でした。

当時の常識では戦争時は
農民を徴兵していましたから
普通の戦国武将は長期的に
兵隊を維持出来ません。
やり過ぎると農民の不平が溜まるし、
田畑が荒れ放題になるので
それはそれで国力が落ちます。

しかし、信長は潤沢な資金で
現代と同じような徴兵しない
常備軍(専門の軍隊)を所持出来た為、
長期的に軍を動かしても田畑が荒れる
ような事がありませんでした。
(軍の給料ですげー金はかかるが)

戦国武将で誰が一番強い?
みたいな話は歴史オタクの間では
盛り上がる話ですが、
個人的に言えば
戦術面や軍隊の練度など
直接的な戦争の強さでは
上杉謙信や武田信玄の方が
よっぽど強かったのでは
ないかと思っています。

しかし信長は当時の戦国大名の中では
圧倒的な経済センスを持っており
金を稼ぐという事が、戦争の強みに
繋がっていた戦国大名でした。

最後に僕は歴史上の偉人として
織田信長の評価はかなり
高い方なんですが、その最たる理由
として彼がいたことにより

「戦国時代の終わりが大きく早まった。」

という事があります。

戦国時代は日本国内の内乱ですので
ぶっちゃけ究極的には誰が
天下統一しようとも、大きく国の形が
変わる事は無かったと思います。

しかし、あの時代は一足先に
大航海時代を迎えたヨーロッパが
虎視眈々と日本を植民地にすべく
画策していました。

宣教師もその一つだった訳ですが
もし、半世紀ほど戦国時代が
長く続いていたら・・・

下手に内乱で国内が疲弊し過ぎて
誰も国外の脅威へ目を向けなければ
日本の未来は全く違った形に
なっていたかもしれません。

天皇を排して俺が王様の国を作る!
みたいな邪な野心を持った戦国武将は
一人もいなかったと思いますので。

破天荒で奇天烈な人物だったのかも
しれませんが、アジアのほとんどの国が
植民地になっていく大変危うい
時代において彼のような人物が
生まれてきたのは日本にとって
とても運命的であったと思います。

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たんぶらぁ

ゲームブロガー,動画投稿者(YouTube,ニコニコ動画),ゲーマー
【日本】がテーマになるゲームをやってます。
※和風ゲームなど日本の世界感・文化が登場するゲーム。

正社員サラリーマンとして10年間、会社に勤務。
自分を偽り続けて10年踏ん張ったものの、心身共に限界を迎えて退職。
退職時は人手不足倒産で外国人労働者の必要があーだこーだ
言われていた売り手市場時代だったので退職後は
しばらく気ままにフリーランスを続ける。
・・・が突如コ〇ナウイルス時代に突入してしまってさぁ大変。←今ココ

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