今回はスクウェア・エニックス「OCTOPATH TRAVELER」です。
ドット絵の進化系の世界を作り上げたRPGですね。
最初にちょっとしたご連絡ですが
今回のゲームからゲーム感想レビューについては
やり込み完遂 ゲーム記事最終レビュー
というタイトルにします。
僕の場合は感想と言っても
完全にゲームやり込み終わった後で
書きたいなと思ったゲームについては書く事にしています。
なので、一応自分の中では
完全にゲームやり込み尽した後の最終レビュー
という事になります。
本当にそのゲームの最後の最後で記事にしていますので
この記事はそのゲームの記事投稿の締めで
基本的にはそれ以降はそのゲームの記事は投稿しないと思いますので
そのあたりもわかりやすいように最終レビューとさせて頂いております。
それから
僕のブログはゲーム以外の記事も含めて基本
「だ・である調」で書いてます。
単純にその方が語尾が短くて書く時間が短縮出来るという理由です。
しかし、例外的にこの最終レビューだけは
良いゲームを遊ばせてもらったクリエーターの皆さんへの感謝の思いなどもあり
「だ・である調」のままはどうなんだろうか?
という思いから唯一「です・ます調」
で書いております。
別に気にしてない方もいるかとは思いますが
補足させて頂きました。
という事で前置きが長くなりましたが
今回のゲームはこちら。
OCTOPATH TRAVELER
レビュー
2017年1月にプロジェクトが発表されてから約1年半。
多くのファンが待望して待ち続けたスクエニの新作RPGです。
開発担当はアクワイアらしいですね。
このゲーム最大のコンセプトは
2D-HD!
2D-HDとはなんぞ?
という事ですが
この時代のスペックのハードで
敢えて昔ながらのドット絵をベースに
3DCGの画面効果を加え作り上げられたドット絵の進化系です。
ドット絵なんだけど凄く綺麗。
昔ながらのドット絵の作品は今だに
懐かしさや表現の温かみから根強いファンが入る中で
標榜していた通り
「伝統と革新の融合!」
を完全に成し遂げたと思います。
マルチ主人公のシステムですが
これでもかというぐらいマルチ主人公の強みを押し出しています。
とにかく
冒険の仕方が自由。
自由というのは
このゲームの大きなテーマの一つなんじゃないかと思います。
洋ゲーのRPGだと相当自由なゲームが多いんですが
国産ゲームは日本人の国民性の傾向もあってか
割とお使いゲーであったり、マニュアル通りの筋道がしっかりしている事
がむしろ作品の高評価に繋がる事が多いと個人的には思ってます。
自由度が高過ぎると、逆に「何すれば良いのかわからん!」
と低評価を食らう事もあるからね。
その点、このオクトパストラベラーの自由度の高さは
国産のゲームとしてはかなり挑戦している方だと思います。
やはりマルチ主人公のゲームは
どういうロールプレイをするか?
プレイヤーのクリエイティビティが活かされる点が
魅力の一つだと思うので
自由度が高いのは良い事です。
それでいて例えば代表的な作品でサガシリーズなどと違い
選んでいない主人公のストーリーも同じセーブデータで遊べてしまうので
何週も周回プレイをしたり、セーブデータを複数作ったりしなくても
全ての主人公のストーリーを見る事が出来ます。
従来のマルチ主人公ゲームにあったような
面倒臭さが緩和されている為、もう少しライトなプレイヤーも取り込みやすく
革新的で良いんじゃないかと思いました。
そしてストーリーとキャラクター
8人も主人公がいるけど、どうなんだ?
これはマルチ主人公のゲームでは特に
ロールプレイにどっぷりはまる事が
出来るかどうかの試金石になる訳ですが・・・
こちらは別記事でガッツリ書いてますので
ネタバレOKな方は下記記事を覗いて頂ければと思いますが
昨今のRPGで比較しても
キャラクターやストーリーの魅力は
トップクラスだと僕は太鼓判を押せます。
RPGのバトルシステム、育成システムも
解りやすく、それでいて自由度が高い為
プレイヤーの創造性次第で非常に奥が深い物になってます。
コマンドブースト、ブレイクの戦闘システムは
一気に戦況を逆転させる要素となっており
飽きずに奥深いバトルが楽しめます。
ジョブシステムの育成も単純なようで
キャラクターのカスタマイズ性は高いです。
強力な装備はほとんど非売品な為、
強い装備にも限りがあり
誰に何を装備させるか?
どんなジョブに付けて、どんなアビリティを覚えさせるか?
考える事が多く、
それでいて理不尽なゲームバランスではない為
大満足でした。
「ゲームバランスの調整は相当頑張ったんだろうなぁ」
という苦労が伺えます。
操作性やセーブ、ロードなど基本インフラの整備もバッチリ!
体験版では少し敵の出現率が高くてウザったいかな?
と思いましたがサポートアビリティなどで緩和出来る為
最終的には気になりませんでした。
ほとんどマイナス点が無いのですが
強いて言えば、
1.パーティーチャットをもう少し見やすくして欲しかった。
(発生条件が解り辛い)
2.クリア後の8人全員のストーリーが集約したフィニスの門のストーリーは
もう少し肉厚にして欲しかった。
(全員がまとまってからの本格的なストーリーがもう少し見たかった)
という所はありますが
オススメ度は文句無しでMAXでしょう。
久々にこれは
「やらないと人生損するゲーム」
という古典的なワードを繰り出しても良いかもしれない。
こんな素晴らしいゲームとの出会いに
開発クリエーターの皆さんには最大の感謝を送り
これにてオクトパストラベラーの記事は終結と致します。
ゲームデータまとめ
値段6,800円
たんぶらぁの総合オススメ度★★★★★(5段階評価:5)
販売はこちら
リンク→Nintendo Switch OCTOPATH TRAVELER
最近のコメント