こういう暗い雰囲気のダークアクションは
明るさ設定マックスが鉄則です!
どうも皆さん、たんぶらぁです。
本日5月6日に前々から気になっていた
和風インディーズゲームが
発売されました!
という訳で今回はこちらのゲームの
初期レビューをしていきたいと思います。
Trek to Yomi
ゲーム内でしか表示されませんが
日本語だと「黄泉への旅路」
というタイトル命になります。
インディーゲームでして
価格は2,310円とリーズナブル。
PCのSteamだけでなく
コンシューマー版も同時発売
していますので普通に
PS4やスイッチのDLゲーム
でも遊ぶ事が出来る作品です。
最大の特徴がこの
完全モノクロ(白黒)の外観です。
このゲームは全編通して
白黒の外観になっており、
雰囲気的には昭和の黒澤明監督の
侍映画そっくりです。
7人の侍などに代表される
古き良き侍映画を見てるような
雰囲気でゲームを楽しむ事が
出来るようですね。
早速、初期レビューという事で
ゲームスタートからステージ1攻略まで
プレイしてみましょう。
早速ゲームスタート!・・・の前に
さてまず初期設定の変更ですが
ボタン配置とボイス設定は
完全に日本語及び国産ゲームの
標準通りとなっております。
インディーゲームは海外ゲーも
多いのでPCゲーに馴染がある方は
よく体験する事も多いと思いますが、
ボタン配置が国産ゲームと違うんですよね。
海外標準だと×が決定ボタンなので・・・
このゲームについてはボタン配置は
最初から国産ゲーム標準になってます。
表示も勿論言うまでもなく日本語ですので
初期設定変更する必要はありません。
※ちなみに字幕は多言語対応してます。
ボイスは日本語のみ。
ただし!
唯一変更した方が良い初期設定がこれ!
明るさ設定です。
初めてゲーム開始する場合は
ゲーム開始以降に明るさ調整行いますので
そちらで調整しても良いです。
基本的にこの手の暗めの
ダークアクションゲーは全て共通だと
個人的には思っておりますが・・・
筆者はこの手のゲームにおいては全て
明るさMAX設定を強く推奨します。
有名ゲーだと例えば
ダークファンタジー系だと
ダークソウル、エルデンリングとか
ホラーアクション系だとバイオとかね。
僕も紹介してる和風ゲームだと
SEKIROとかゴーストオブツシマ
なんかもそうですね。
こういう暗めの雰囲気のアクションゲーは
基本の画面が暗くて見辛いので
明るさ設定MAXぐらいで
ちょうど良いというパターンが多いです。
見えやすい方がアクションラクなので。
モノクロ基本の本作においても同様で
影の部分とかすげー暗くて
アクションが見え辛いです。
明るさ設定MAXにしても
眩しくて見え辛いという事は無いです。
少なくとも標準値よりやや明るめの
方向設定にはしといた方が良いでしょう。
次にゲームスタートしてからの初期設定。
難易度選択です。
後から変更できないようなので
最後までやりきる覚悟で
ちゃんと決めましょう。
全部で4つの難易度を選べるようですが
最高難易度は最初は選択出来ません。
クリア後解禁かな?
とりあえず武士道が普通難易度
らしいので普通でやってみましょう。
ステージ中は全くロードを介さないのでまるで映画を見てる気分に
さてステージ開始と同時にロードが発生。
ロード画面では雰囲気のある
日本の名言、格言みたいなもの表示されます。
うーん、凝ってるねぇ。
切り替わるスピードが早過ぎて
読み辛いのがたまに傷ですが・・・
いい感じに和風ゲーの雰囲気出てますよ。
ちなみにこの初期ロードは
かなり長いですが、その分
ステージ開始してから先は
ステージ終了まで
一切ロードを介しません。
これがこのゲームの良い所だなぁ・・・
とステージ1終わってから
改めて思いましたね。
死に戻りとかマップ切り替えとか
イベント発生とか何一つ
ロードを挟まないんですよ。
ゲームやりながら
良い侍映画でも
見てるような気分になります。
最初は師匠相手にチュートリアル
さて本編スタートしまして
予想通りすぐチュートリアルです。
最初に主人公は剣の師匠と
稽古をしてる場面から始まります。
ここでチュートリアル。
基本的なアクションを教えてくれます。
ちなみにこの剣の師匠は
ヒロインの親父でもあります。
主人公にとっては
ヒロインの親父であり、
同時に師匠な訳ですね。
・・・あれ・・・?
このポジションって・・・
完全に死ぬ役目の人じゃ・・・
↑
死亡フラグの塊
稽古が終わるとすぐに緊急の報が届き、
すぐに師匠兼ヒロインの親父は
どこかに出かけてしまいます。
「・・・こ・・・この流れは・・・
侍映画とかで最初に死んで
主人公の成長を促すヤツじゃん・・・」
既に死臭を漂わせている親父を見送って
フリー行動に移行します。
探索は横スクロールではなくフリー移動
さて本作は発売前のデモムービーを
見た限りでは完全な横スクロールだと
思い込んでいましたが、
フリー行動探索
+
横スクロールアクション
この二つの組み合わせですね。
探索は縦移動も含めまして
マップ上を自由に動けます。
白黒ですが街並みの
デザインとか良く出来てますね~。
何時代をイメージしてるんだろ?
ちなみに探索では人と話したり、
収集物と呼ばれる
コレクター品みたいな物が各所に
落ちていますので
これを集める事が出来ます。
多分、ゲーム内トロフィー要素
みたいな感じで直接
ゲームシステムには影響無いのかな?
と思いますが色々集める事も出来ます。
少年侍の初陣
村を探索して進むと
ストーリーが進み、村に野盗が襲来。
どうやら野盗との戦いが
ステージ1の戦いのようですね。
各所に祠と呼ばれる
セーブポイントがあり、
ここに到達すると体力と気力を
全回復する事が出来るようです。
敵を倒しながら次の祠を
目指す感じなんでしょうね。
つーわけで野盗相手に初陣。
チュートリアルでは省略しましたが、
体力(HP)と気力(スタミナ)
ゲージがあるテンプレートな
アクションゲームのシステムです。
あらゆる行動で気力消費しますので
気力消費を考えながら
行動していくタイプの
横スクロールアクション。
難易度普通の初戦だし、
流石に負ける事は無いだろう?
なんて思っていた頃が僕にもありました。
アッサリ敗北。
敵の攻撃が割とノーモーションで早いです。
ノータイムで祠に戻ります。
全くロード時間無し。
・・・なるほど!
この死に戻りの効率の良さは
死にゲーみたいな感覚ですね!
実際、僕がヘタクソ過ぎるという事も
あるかもしれませんが・・・
少なくとも死に戻りはすぐです。
再チャレンジは容易ですね。
何度もトライアンドエラーを
繰り返しながら少しずつ
ゲーム性を把握していきます。
どうやら最初のステージ1では
2種類の敵が登場するようですね。
一番雑魚の野盗と
ワンランク上の傘被ってる野盗の
2種類がいるようです。
何も被ってない雑魚野盗は
ほとんど何も考えずに特攻して
間合いに入ってきますので
上もしくは下の方向キー入力した
素早い2連撃だけで余裕でした。
ガードの攻防を挟むより、
先制攻撃だけでノーダメで倒せるから
こちらの方が安全っぽいですね。
傘被ってるヤツは微妙な間合いから
突き攻撃してきたりと動きが
少々厄介なので・・・
パリィからカウンターした方が
戦いやすいかなぁ?と
ステージ1では感じました。
ステージ1時点だと強撃の
使い道はよーわからん・・・
まぁ慣れると多少はラクになりますね。
バトルの道中も寄り道要素満載
バトルステージ移行後も
寄り道要素は満載です。
脇道に逸れると新しい敵がいたり、
村人を救って報酬を
追加出来たりするようなので
念入りに探索した方が良さそうですね。
ステージ1では村人から
棒手裏剣という遠距離武器もゲット!
おぉ!遠距離武器もあるのか!
これは熱い展開ですね。
けっきょく、棒手裏剣はあんまり
使いませんでしたが、このように
ステージを進めると
複数の遠距離武器が解禁
されていくようですね。
これは楽しそうな要素です。
楽しそうな要素と言えば
道中でこんな場所も。
てっきり100%のガチアクション
だけかと思っていましたが、
道中の探索フリー移動と
組み合わせた「惨事」という
攻略方法もあるようですね。
マップにあるものを利用してこの通り。
一気にマップにいる敵を3体同時に
倒す事が出来ました。
このようにガチアクションで倒さなくても
敵を倒す要素が容易されているようです。
アクション苦手な自分のような
プレイヤーにはありがたい要素です。
ちなみにステージ1では
左右から挟み撃ちにされる状況は
1回しか起こりません。
サブイベント的な要素である
後半の女性村人を助けるエリアで
唯一左右からの挟み撃ちが発生します。
挟み撃ち状況以外では
どんなに敵が多く見えても
基本的にはタイマンの連続でしかない
アクションゲームになっていますので
ステージ1では複数の敵に同時に
襲われる状況はほとんどありません。
今後のステージで左右から
挟み撃ちされる状況が増えると
一気に難易度が上がりそうですが・・・
ステージ1では複数の敵と
同時に戦うシチュエーションは
ほとんどありませんので
まだ救いがありますね。
ボス戦と誰も予想出来なかったまさかの展開(棒読み)
なんやかんや進めてボス戦へ。
この影炎さんとやらが
ステージ1のボス。
盗賊の親分みたいですね。
ステージ1のボス戦は
どうなるんだと身構えていましたが
蓋を開けてみれば単なる
「負けイベント」でした。
体力0になっても終わりですが、
パリィカウンター1発当てても
同様にバトル強制終了です。
どうやっても勝つ事は
出来ないようですね。
大ピンチの主人公に代わり、
師匠が登場して敵と対峙。
完全に侍映画の
一騎打ちシーンですね。
一瞬の勝負で見事、敵を仕留めますが・・・
なんと師匠も相打ちで
凶刃の前に倒れてしまいます。
ナンダッテー!
親父が死ぬ事になってしまい、
泣き崩れるヒロイン。
娘を主人公託す師匠。
文句のつけようが無い
完璧な王道のストーリーですね。
・・・いやまぁ真面目に言うと
嫌いじゃないですよ。
モノクロの侍映画感もありまして
かなり雰囲気は出ています。
自分の力の無さゆえに
師匠を失い、侍として
強くなる事を決意する主人公。
こうして幼少編という名の
ステージ1が終わり
黄泉への旅路の物語が始まります。
終わりに
敵の攻撃が結構ノーモーション気味で
早い為、最初慣れるまでは
アクションが大変ではありましたが
雰囲気、アクション性、ユーザビリティ
全体的に全て良い出来のゲームだと思います。
これが2000円台で遊べるなら
極めてリーズナブルな
良ゲーではないでしょうか?
今後また本記事を皮切りに
本作のブログ記事も随時更新していく
予定でおりますので興味ある方は
引き続き宜しくお願い出来ればと思います!