100％悪役の人です。
無双武将の評価解説です。
※プラスやり込みで最強武将の
育成データにもなっています。
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武将ステータス
今作は全武将共通で
技能により階級の限界突破して
能力を増やす事が出来ます。
よって全て最大です。
技能習得
勿論、全部取得。
今作は全武将で取れる技能に
ほぼ差はありません。
ステータスアップ系は少し
差がありますが、最終的に
限界突破でステータス増えるので
どうせ全部カンストするから一緒。
家紋コラム
蔦紋（つたもん）と呼ばれる久秀が
使用した家紋です。
ツタは多くの方がイメージされる通り
非常に生命力の強い植物です。
ですので子孫繁栄などの縁起が良く、
家紋として使われる事が多いシンボルです。
蔦紋は久秀以外にも結構多くの家が
戦国～江戸時代を通して家紋として
使用していますね。
得意武器
松永久秀の使用を
イメージしている銀武器は
凶砲土蜘蛛
これはまぁそのまんま（笑）ですね。
平蜘蛛の茶器と共に
自爆したエピソードが有名なので
そこから名前が来てるんでしょう。
基本武将特性
松永久秀のテーマ属性は紅蓮です。
神馬技能付きの軍馬で突進の際は
紅蓮の属性が乗ります。
これまた完全にイメージ通りです。（笑）
最後自爆した人なので
炎が似合うという事なんでしょうね。
まぁ安定して強い属性です。
固有閃技
虚蜘蛛
防御力アップという
ステータスアップが追加される
珍しいタイプの閃技です。
ゆったりと構えてから
前方に爆弾を一つ投擲します。
投げる爆弾も一つだけですので
攻撃としてはシンプル（弱め）ですが
その分、追加効果があるタイプです。
ただし上がるステータスは防御なので
攻撃が上がる専用閃技に比べると
やや実用性が下がると思います。
固有アクション
松永久秀はチャージ1とチャージ4が
固有チャージです。
チャージ1は打ち上げ攻撃ですが
久秀の場合は爆弾を投げて
空中の敵を追撃する技になります。
発生が早い割にはまぁまぁの実用性。
チャージ4は威力がかなり高い
専用技になります。
セットした種類の弾を撃ち込む
アクションまでは通常と一緒。
その後さらに爆弾を連続で投擲します。
爆弾を投げる数はかなり多く、
手前の砲撃と合わせて
合計ダメージが極めて高い
松永久秀の必殺技ですね。
元々、大筒のチャージ4は優秀ですので
この固有チャージをメインに
戦っていくと良いでしょう。
無双奥義
通常無双奥義の文字は歪。
無双秘奥義は叛となります。
無双奥義＆無双秘奥義
手を手前に出す
斜に構えたポーズから
横薙ぎの火炎放射で攻撃する
無双奥義です。
攻撃自体は火炎放射の横薙ぎ1回
だけですので、とてもシンプル。
無双奥義・皆伝
皆伝になると火炎放射後の
アクションが追加されます。
カメラワークが変わりますが
同じように横薙ぎの火炎放射。
その後に爆弾を前方に複数投擲して
投擲した爆弾を空中で
狙撃して爆発させる
オサレなアクションになります。
最後は大筒を構えて
指パッチンみたいなポーズで締め。
今作の久秀はややオシャレな
雰囲気のキャラになってますので
オシャレ感が強い無双奥義ですね。
松永久秀のコラム
日本史における悪役中の悪役。
乱世の梟雄
松永弾正久秀
この人物はある意味凄いですね。
後世の歴史物の作品では
作品ごとに様々な視点から
人物が描かれます。
作品によっては
第六天魔王と呼ばれた織田信長
最も有名な謀反人となった明智光秀
このような人物でも完全な悪役とは
言えないキャラ設定で描かれる事も
あるんですが・・・
松永弾正久秀については
僕の知る限り
悪役キャラ以外で
見たことがありません。（笑）
松永久秀の三大悪行として知られるのが
1.主家の裏切り
2.将軍の謀殺
3.大仏殿の焼き払い
の3つです。
剣豪将軍として知られる有名な
足利義輝は将軍としての気概がある
優秀な人物だった為に将軍を
傀儡にしたい勢力にとっては
邪魔な存在でした。
義輝は松永久秀によって
謀殺されてしまいます。
※この際に剣聖・塚原ト伝から
奥義まで授かるほど剣の達人だった
義輝は鬼神のごとき奮戦をしました。
足利家に代々伝わる国宝クラスの宝刀
（鬼丸国綱、童子切安網など）
を惜しみなく使い潰して
一剣士としては凄まじい
死に様を遂げたとされています。
これによりほぼ唯一、自ら刀を
手に取って戦った将軍として
後世に名が残りました。
久秀の出自については
諸説あるようですが、商人の子
として平凡な生まれだったようです。
利発な美少年だった
彼はどんどん出世していき、
機内の実力者だった
三好長慶の配下となります。
長慶の死後は主家を裏切り下剋上。
実権を握り三好三人衆と
協力したり、反目したりと
離合集散を繰り返しますが
畿内が混乱すると
情勢の中心人物の一人となります。
こうして機内の有力者になった
久秀ですが、織田信長が足利義昭
と共に上洛してくると降伏して
その家臣となりました。
そんな希代の大悪人とも称される
松永久秀ですが、信長はどうも彼に
親近感があったというか・・・
甘かったように感じられます。
久秀は最終的に2度、信長を
裏切っていますが両方とも
信長はかなり甘い処置をしています。
一度目は普通に許しましたし、
二度目についても名茶器である
「平蜘蛛」を譲れば許すという
和睦条件を提示していました。
信長は当時、信長包囲網などで
かなり苦しめられていましたし
裏切りも多かったので裏切る相手には
苛烈な処置を行っていたはずですが
どうも久秀に対しては処置が
甘かったように思えます。
信長は比叡山の焼き討ちという
当時でも禁忌とされる宗教に対する
攻撃を行いましたが、同じように
大仏殿を焼き払った久秀とは
同じ匂いを感じ取ってた
のかもしれませんね・・・
この人物も信長とは多少タイプが
違いますが、当時の常識感とは
かなりかけ離れた考えを持つ
異色の人物だったんだろうと思います。
そして松永久秀は最後の最後まで
大悪党らしい散り様で
戦国の世から退場します。
二度目の謀反となった
信貴山城の戦いでは遂に最後まで
信長には降伏せずに
平蜘蛛に火薬を仕込んで
平蜘蛛と共に大爆発。
天守閣で爆死します。
（所説あり、平蜘蛛を叩き割って
天守閣に火を付けたという
説もあります。）
もし、茶器に爆薬詰めて
爆死したとすれば
当たり前ですが長い戦国の歴史
の中でも唯一無二の死に様です。
子供向けの番組の敵の怪人のごとく
悪役中の悪役らしい死に様で
松永久秀は炎の中へ消えました。