あからさまな主人公キャラに・・・
無双武将の評価解説です。
※プラスやり込みで最強武将の
育成データにもなっています。
https://tannbura.com/%e3%80%90%e6%88%a6%e5%9b%bd%e7%84%a1%e5%8f%8c5%e3%80%91%e8%a8%98%e4%ba%8b%e3%81%be%e3%81%a8%e3%82%81/
武将ステータス
今作は全武将共通で
技能により階級の限界突破して
能力を増やす事が出来ます。
よって全て最大です。
技能習得
勿論、全部取得。
今作は全武将で取れる技能に
ほぼ差はありません。
ステータスアップ系は少し
差がありますが、最終的に
限界突破でステータス増えるので
どうせ全部カンストするから一緒。
家紋コラム
水戸黄門などでもお馴染みの
三つ葉葵
日本の家紋の中でもトップクラスの
有名度かと思います。
「なんかどっかで見たことある。」
という方も多いでしょうね。
葵は全国各地の山林などに
自生する多年草で
ありふれた野草ですが
生命力や粘り強さの象徴です。
徳川家は葵紋を家来に下賜せず、
逆に使用を厳しく制限しました。
よって葵紋は将軍徳川家と
御三家ぐらいしか使用する事が
出来ない由緒正しい
選ばれし家の家紋となりました。
得意武器
家康の使用を
イメージしている銀武器は
村正二刀です。
有名な村正作の
二刀って事でしょうかね。
基本武将特性
家康のテーマ属性は烈風です。
神馬技能付きの軍馬で突進の際は
烈風の属性が乗ります。
烈風はガード貫通するのがメインで
そう威力は増えませんが・・・
可も無く不可も無くって所でしょうか。
固有閃技
虎爪烈破
まずクロス斬りの衝撃波を放ち
さらにもう一度クロス衝撃波と
共に回転斬りの縦衝撃波を追加。
前方遠距離に攻撃射程が長い技
ですので遠くから武将を攻撃出来ます。
固有アクション
家康はチャージ2とチャージ4以降が
固有チャージです。
チャージ2ではクロス斬りで
気絶させた後に
さらに追撃して敵を吹き飛ばします。
青い風っぽいエフェクトが
家康固有アクションの証ですね。
チャージ2で発生が早いので
これを何度も連打してるだけで
結構強いですね。
チャージ4以降の連続回転斬りでは
通常チャージ攻撃同様に
回転連続攻撃を行います。
家康の場合は風のようなエフェクトが
追加されて範囲が伸びます。
最後に竜巻のように
回転して斬り上がります。
二刀ではチャージ4以降の
連続攻撃が基本的に強い為、
その強化版という事で威力は最高峰。
最後に大きく飛び上がるアクションが
隙にもなってしまいますが・・・
威力だけ見れば、最も高いので
おすすめ度は高いです。
無双奥義
通常無双奥義の文字は澄。
無双秘奥義は潔となります。
無双奥義&無双秘奥義
まずアップのカメラアングルから
回転して斬り上がり
上空から叩き付けます。
周囲に風のエフェクトみたいなのが
発生しますのでかなり
攻撃射程が広く、多くの敵を
巻き込むことも可能です。
無双奥義・皆伝
皆伝になるとバックからの
カメラアングルで始まり
最初に叩き付けて、敵を吹き飛ばし。
その後、二刀居合斬りのような
溜め動作でズームアングルになり
強力な横一閃で敵を追撃します。
最後に刀を手前に構えて締め。
風属性を全面に押し出した
主人公っぽいカッコ良さを存分に
引き出したアクションとなってます。
徳川家康のコラム
前作以前からプレイしていた
戦国無双プレイヤーの方から見ると
「まさかあの大砲おじいちゃんが
こうなるとは思わなかった。」
という感想が
多いのではないでしょうか❓(笑)
今作では信長と光秀が主人公という事で
本能寺の変の後の山崎の戦いまで
しか歴史が進みません。
家康は若かりし頃をイメージした
デザインとなっており
「人質時代から少しずつ成長していく
好青年というザ・主人公」
キャラとなっています。
いずれ次回作以降の戦国無双シリーズが
発売される際にはいつか家康が
主人公となる作品が登場するのかも
しれませんね。
本作では本多忠勝が呼んでますので
多少知名度も増えたかもしれませんが
幼名が竹千代。
家系は三河国の国人土豪・松平氏です。
その後、今川氏の元にいる時は松平元康
という名前になりますが、
今川家からの独立を機に名を家康に変更。
さらに改姓して徳川氏となります。
まぁ徳川家康を知らない日本人は
いないでしょう。(多分・・・)
日本の歴史上最も
有名な人物だと思います。
家康も無茶苦茶に業績が多い
天下人の一人で、全部書いていくと
長くなり過ぎてしまいますので(汗)
本作で登場する本能寺あたりまでを
中心にここでは記載していきます。
※信康自刃事件の関連の話は
瀬名の記事に回しますので
こちらでは記載しません。
家康は中々大変な幼少期を過ごしました。
松平氏は力が無い弱小大名だったので
今川氏と織田氏の間に挟まれて
難しい立場にありました。
当時は非常に力が強かった今川氏に
忠誠を誓いますが、人質として
竹千代は6歳の時に今川に送られます。
・・・がっ!
松平氏の家臣の裏切りで
敵対する織田氏の元へ送られて
織田氏の元で人質生活を過ごします。
その後、今川氏は戦争で捕らえた
織田家の長子と引き換えで
人質交換により、竹千代を取り戻します。
以降は当初の予定通り
今川氏の人質として過ごします。
今川義元が信長に大物食いされる
桶狭間の戦いでも竹千代(この頃は元康)
は今川の先方として織田の城を
落とす活躍をします。
本作でも今川勢として登場しますね。
義元が桶狭間で討たれて
今川が弱体化すると今川氏を見限って
ようやく独立を果たします。
(今川氏は義元は素晴らしい傑物だった
んですが、息子の氏真がしょぼくて
落ち目になるのは
目に見えていました。)
この際に織田家と同盟した
清州同盟は裏切りが日常的であった
戦国の世において一度も破れられる
事が無かった稀有な同盟として
現代でも有名ですね。
その後は信長を支援して
様々な戦いに参戦します。
武田氏との戦いでは超有名な
家康の負け戦として
本作でも登場する
「三方ヶ原の戦い」があります。
この戦いでは家康を守る為に
多くの忠臣たちが影武者として
討死しました。
信長や秀吉とはまた違った方向性で
人間としての魅力・カリスマを
備えた人物だったのでしょう。
その後も多くの家臣が
家康を守る為に命を懸けています。
三方ヶ原の戦いではギリギリの所で
信玄が発病して撤退しましたので
家康は何とか生き永らえる事になります。
家康が三方ヶ原戦の後で描かせた
自画像に通称「しかみぞう」と呼ばれる
苦渋の表情をした自画像があります。
これは慢心の自戒として生涯
三方ヶ原戦を忘れぬよう描かせたと
言われています。
後に天下人となった後も
「自分が天下人となれたのは
武田信玄と石田三成のおかげ」
というような言葉を残しており
失敗したり、苦労したりした経験を
反省して次に繋げる事を
強く意識していた人物だったようです。
長く耐え忍ぶ人質時代を
過ごした為にこのような人生観と
なったのかもしれません。
武田氏相手には長篠の戦いで
雪辱を果たす事になります。
その後、本能寺の変の際は
家康は堺見物中で、
護衛も少数しかおらず
極めて危険な状態でした。
下手をしたら光秀に家康も
討たれていたかもしれません。
信長が討たれて狼狽する家康に
本多忠勝や服部半蔵は
逃げるよう説得し、伊賀越えして
命からがら三河国に戻ります。
この為、家康は信長の仇討ちに
全く参加する事が出来ず
中国大返しから超速で戻ってきた
秀吉に主君仇討ちの手柄を
完全に持っていかれて
次の天下人は秀吉へと急速に
傾いていく事になりました。
ちなみに現代の日本人の国民性の一部は
徳川家康から作られてきている
という説もあるようです。
つまり我慢強いという事ですね。
今は辛くともじっくり我慢していれば
いつか道が開けるという
徳川イズムが人生の成功哲学として
人々に浸透していき、現代にも続く
日本人の国民性の一部を作り上げた
のかもしれません。
徳川家康は凄い日本の偉人ですが
あえて誤解を恐れずに言えば彼は
「凄く苦労して、凄く頑張った凡人」
なんじゃないかな?
というのが僕の感想です。
彼には人を惹き付ける才能は
あったかもしれませんが、
それ以外は極めて地道で堅実です。
失敗してそれを反省して次に活かして
地道に長くコツコツと。
これが徳川家康です。
それだって中々出来る事ではありませんが
秀吉のような天才タイプではないので
もしかしたら世の中の多くの凡人が
真似した際に一番再現性が高いのが
家康のようなやり方なのかもしれません。