遂にリソース気にしなく良い
SRPGになりましたね。
ドーモ。皆=サン。たんぶらぁです。
ノーマル難易度ですが、ひとまず
エンゲージ初回クリアまで進みましたので
本作の初回クリア感想を記載します。
※ストーリーのネタバレ無しです。
こんな方におすすめ
- クリア後レビューが気になる方
https://tannbura.com/%e3%80%90%e3%83%95%e3%82%a1%e3%82%a4%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%82%a8%e3%83%a0%e3%83%96%e3%83%ac%e3%83%a0-%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b2%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%80%91%e8%a8%98%e4%ba%8b%e3%81%be%e3%81%a8%e3%82%81/
総評
キャラクター・ストーリー △
システム ◎
ゲームバランス ◎
総評
フリーバトルが完全解禁されたり、
武器の耐久度が廃止されたりと
クラシカルなリソース厳しい設定が
ほとんど全廃されました。
前作「風花雪月」以上に
従来からの根本的な敷居を上げる
SRPGシステムを取っ払って
「新世代FE」という感じの
システムになりました。
感覚的には他のSRPGタイトル
「サモンナイト」シリーズとか
「ディスガイア」シリーズとか
やってる感覚に近かったです。
(バトルシステムはしっかりFEですが)
古くからのFEファンでありながら同時に
SRPG全般が大好きな僕のような
プレイヤーには大変高評価出来る
良作と感じましたが、クラシカルなSRPG
設定の方が好きな古参FEファンにとっては
やや賛否が分かれそうな
システムかと感じました。
ただそれらをすべて踏まえても
バトル関連全般のシステムは
大変素晴らしく前作「風花雪月」と
比べてもかなりグレードアップした
迫力ある楽しいシステムでした。
キャラとストーリーについては
好みが分かれる視点ですが・・・
やや低評価が多くなりそうですね。
詳細
システム
大変素晴らしいです。
過去作キャラが紋章士として登場する
お祭り感のあるゲーム設定を上手く
活用したバトルシステムに仕上げましたね。
エンゲージシステムによって
面白いバトルが楽しめました。
「風花雪月」の戦技や計略は
廃止されましたがその分、
エンゲージ技を使う事で通常攻撃以上の
様々な戦略性を駆使して戦えます。
FEシリーズの高低差が無いシンプルな
SRPGバトルシステムをベースに
グレードアップした素晴らしい設定です。
UI
とても良いです。
前作「風花雪月」は良ゲーでしたが
UIがしょぼくて操作性悪いのが
ちょっと問題でした。
本作は操作性がとても良く、
特にユニット移動の際に
移動範囲内を自由に動かせる
操作システムになった点は高評価です。
演出(グラフィック・BGM)
ここはほぼ満点かと思います。
よくぞここまで作り込みましたね。
圧倒的にFEシリーズトップです。
↑風花雪月のバトル演出
同じスイッチ作品の
「風花雪月」と比べても
かなり演出が強化されました。
戦闘はとても迫力ありますね。
「風花雪月」と比べても
見ごたえのあるバトル演出でした。
1990年の初代から33年経過して
これだけ進化したのは
旧作からのファンとしても
とても感慨深いものがあります。
またBGMも良いです。
ソラネルのBGMにも使える
ソルムの野営は特に名曲ですね。
ソルム地方の砂漠で流れる
戦闘BGMにもなってますが
とても良い演出です。
ゲームバランス
とりあえず初見ノーマルで
クリアした程度ではありますが
旧作FEシリーズに比べると
リソースが制限されてるタイプの
クラシカルなSRPGじゃないので
敷居はかなり下がってると感じました。
SRPG初心者でもやりやすいと思いますし、
僕自身前々からFEシリーズも時代の流れに
沿ってこれぐらいにしておかないと
「新規ユーザー入ってこない。」
という事を大変危惧してましたので
ひとまず今作はこの方向性で
良かったと思います。
まぁエンゲージは過去作キャラが
多く登場しますのでキャラの面での
新規障壁が出来てしまいますが、
ゲームバランスとしてはこのぐらいに
しておかないと時代の流れに
対応できないと感じます。
イマドキ
装備は壊れる。
経験値などのリソースに限りがある。
倒れた仲間は死ぬ。
みたいな設定だと流石に
新規プレイヤーが入ってこないので
ゲームジャンルとして
縮小待った無しです。
自分たちの世代が子供の頃だった
ファミコン時代などはそれでも
良かったかもしれませんが・・・
今やコンシューマー機を越えて
スマホゲーが全盛の時代です。
いい加減、FEシリーズも
今後の未来を考えるなら
クラシカル過ぎる設定の改革が
求められるタイミングだったと思います。
(既にやや遅いかもですが)
リソース制限は無いですが
高難易度で遊べば普通のRPGよりも
難しいレベルですので
この辺がちょうど良いポイント
なのではないかと思いますね。
:補足
筆者はSRPGに限らず難易度は
簡単寄り推奨派です。
何故かというと難しい設定で
遊びたいなら難しいサイドは
縛りプレイとかでいくらでも
再現する事が出来るからです。
一方で難し過ぎてプレイ出来ない
という方はゲームが難しいと
もうどうしようもないでので。
もうちょい付け足すなら
国内ゲーと海外ゲーで難易度が
かなり差別化されてるので
難しいゲームやりたければ
海外産ゲームやるという
選択肢もありますしね。
キャラクター・ストーリー
ここはどうせ人の好みが
大きく左右されるポイントなので
自分はあまりゲームレビューとしては
そもそも記載しないんですが・・・
多分、低評価寄りに
なるんだろうなと想像します。
よくある評価として
システム 〇
キャラ・ストーリー ×
みたいな感じになるんじゃないかな。
ネタバレ無い範囲で記載しますと
まぁストーリーはお祭り作品みたいな所も
あるので僕はそこまで違和感無かったです。
まぁこんなもんかなと。
そら凄い古いFE作品にあった
切なさ・深さみたいな
ストーリーの重みは無いですよ。
ただまぁエンゲージの設定を見た時に
それは想像してましたのでね。
旧作のような奥深い戦記物としての
重厚なストーリーでは無いです。
最後にキャラクターについてですが
確かにここは魅力薄いですね。(苦笑)
特に男性キャラが大分しんどいかな・・・
一部キャラデザは良いけど
ボイスが合ってないみたいな
キャスティングの問題もありますね。
誤解の無いように書くと
声優の方々が悪い訳じゃないんですが
キャラとの合わせが悪いんじゃないかと。
紋章士の過去作キャラに思う所は無いですが
エンゲージの新規キャラは従来の
FEシリーズ仲間キャラよりも
魅力が薄めになってるかもしれません。
ただストーリーとキャラが唯一
気になる所ぐらいなので
システム面などの圧倒的な魅力を
踏まえれば総合的には
おすすめ出来る作品かと思います。
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