ケニー一族の事とか理解したい方向けかな？
主に6からSOシリーズ始めた方向けに
簡単なこれまでのSOシリーズの
時系列などを紹介します。
※旧作未プレイでもそこまで
問題がある作品では無いですが
SOシリーズについてより深く
理解したい方はご参考下さい。
ざっくりの時系列と過去作で起きた
シナリオの概要を紹介してるだけで
過去作のネタバレはありません。
ご安心下さい。
なおゲーム作品そのものの評価は
こちらの記事を参照下さい。
こんな方におすすめ
- 歴代スターオーシャンシリーズについても深く知りたい方
スターオーシャン世界の概要
よくある異世界ファンタジーRPGではなく、
地球を含めた世界設定は現実世界を
模した作りになっています。
ガンダムなんかと近い
現実世界を模した未来設定ですね。
地球は第三次世界大戦で惑星が
死にかけてしまい、地球人は
新天地を求めて宇宙に出ます。
地球を含む銀河系には地球人同様に
宇宙に出る事が出来る先進技術を持った
人種が多数存在しており、それらの
先進技術を持った惑星の種族同士が
連携して銀河連邦を形成します。
なので地球（地球人）は先進惑星の
銀河連邦所属です。
先進惑星の中でも銀河連邦に
属さない惑星もあったりと詳細は
様々な形に分かれますが基本的に
先進惑星の種族同士は色んな取り決めを
作って平和が維持されています。
惑星の中にはまだ知的生命がいるものの
文明的にはかなり劣っている所もあり、
このような惑星は未開惑星と呼びます。
未開惑星には文明水準が一定以上になるまで
先進惑星は接触せずに保護する条約が
銀河連邦内では共有されています。
このようにスターオーシャンシリーズでは
近未来の銀河系を描いた作品なので
先進惑星と未開惑星が当時に
登場できる世界となりました。
先進惑星と未開惑星のキャラが
主に先進惑星側のトラブルにより出会って
お互いに協力しながら問題を解決していく
ストーリーが基本です。
これによって近未来SFと
中世ファンタジーを
上手く合体させたRPGとなりました。
この素晴らしいアイディアは
現代まで25年続くSOシリーズ
ブランドの原動力になっています。
スターオーシャン世界の時系列
西暦2096年（宇宙暦10年）
スターオーシャン4 -THE LAST HOPE-
地球人が宇宙に進出してからが
宇宙歴となります。
宇宙に進出して10年後、
宇宙歴10年から物語を描いたのがSO4。
シリーズ4作目が時系列的には最古です。
宇宙開拓隊（SRF）と呼ばれる地球人の
主人公たちが地球に変わる新天地を
目指して調査の旅に出ます。
様々な惑星を旅してトラブルに
巻き込まれつつ仲間を増やし、
冒険していくSF色が最も強くて
ファンタジー色が薄い作品ですね。
宇宙戦記物みたいなストーリーでした。
伝統のケニー一族は
メイン使用キャラではなく
関連キャラとして登場しています。
「スティーブ・D・ケニー」
人類史上初の有人ワープ航行に
成功した人で次作5では
歴史上の偉人となっています。
こうして業績を上げた人物が
過去にいた事からケニー一族が
銀河連邦での名家になっていく訳です。
↓
西暦2432年（宇宙暦346年）
スターオーシャン
4の世界から336年後が
初代のスターオーシャン。
未開惑星ロークが物語の中心です。
SO2の舞台となるエクスペルよりも
さらに文明水準が低く、文明は
中世程度の惑星です。
未開惑星ロークのキャラクターが
主人公となり、先進惑星側が
持ち込んだトラブルを解決する為に
地球人の「ロニキス・J・ケニー」
に協力して宇宙艦に転送される所から
物語が始まっていきます。
「スティーブ・D・ケニー」
という歴史上の偉人を
輩出したケニー一族は既に
名家となっておりロニキスは
宇宙船カルナスの艦長を務める大佐です。
「ロニキス・J・ケニー」
はメイン使用キャラの一人で
次作SO2主人公の親父になります。
ちなみにこの物語で先進惑星と
関係を持った為か惑星ロークは
100年後である宇宙暦446年に
地球と友好条約を締結。
450年に銀河連邦加入という
凄まじい早さで先進惑星の
仲間入りをします。
本来は未開惑星保護条約破りですが
「ロニキス・J・ケニー」
が保護条約よりもその時の正義を
優先した形ですね。
だいたいケニー一族はこの後も
この繰り返しです。
未開惑星ロークは未開惑星でしたが
紋章術と呼ばれる魔法みたいな
不思議な技術があった為に
地球人と紋章術が初めて出会った
タイミングとされています。
SOシリーズではお馴染みの魔法
になっていく紋章術は
ここから本格的にスタートする感じです。
↓
2452年（宇宙歴366年）
スターオーシャンセカンドストーリー
SOシリーズ最高の名作と言われた
セカンドストーリーはSO1の
20年後のお話です。
ダブルヒーローシステムで男性主人公と
女性主人公がいましたが
男性主人公は前作で登場した
「ロニキス・J・ケニー」
の息子である
「クロード・C・ケニー」
ロニキスもちょい役程度ですが
SO1同様に艦長として登場します。
未開惑星エクスペルを中心とした
この作品は宇宙トラブルに巻き込まれた
クロードがエクスペルに転移していまい、
そこでエクスペル人の女性主人公
であるレナと出会います。
レナに伝説の勇者と勘違いされた
クロードは偉大な父親による
コンプレックスと自らの立ち位置による
プレッシャーに葛藤しながらも
現地の仲間たちに支えられて
成長していき未開惑星エクスペルを
巻き込む宇宙の壮大な敵と戦います。
本記事はゲーム評価記事ではないですが
素晴らしいSOシリーズの名作ですので
プレイした事無い方はリメイク作など
触れてみるのもおすすめですよ。
主人公含むすべてのキャラクターが
非常に好感を持ちやすく素晴らしい
キャラ設定になっています。
未開惑星エクスペルと関わった事で
銀河連邦の紋章術技術が発展した事は
SO6で語られていますね。
↓
西暦2623年（宇宙暦537年）
スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness-
セカンドストーリーから171年後です。
未開惑星フェイクリードが中心で
シリーズ的にはSO4に続く作品ですが
原点回帰してSO1やSO2に近く
SFよりもファンタジー色が強い作品。
未開惑星のフェイクリード人が主人公で
ヒロインも同じフェイクリード人。
かなりSO1に近いですね。
未開惑星フェイクリードで始まった
ファンタジーの冒険がそのまま
星の運命をも動かすSFの戦いに
繋がっていく物語となっています。
ケニー一族は先進惑星の地球人
メインキャラとして
「エマーソン・T・ケニー」
が登場します。
彼がSO6で登場する
マリエル・L・ケニーの祖父ですね。
これまでのケニー一族と同じく、
銀河連邦で未開惑星保護条約を
守らなくてはいけない立場にあるものの
その時々の正義を優先して
行動する感じです。
↓
西暦2673年（宇宙暦587年）
スターオーシャン6 THE DIVINE FORCE
本作はSO5の50年後です。
この作品を中心に時系列紹介してるので
本作の詳細は割愛しますが
使用キャラとして登場する
「マリエル・L・ケニー」
は過去のSOシリーズで度々登場した
有名なケニー一族という事ですね。
使用キャラだったのは
SO1,SO2(男性主人公）,SO5です。
本作の登場でケニーが
使用キャラになる作品は4作品目ですね。
凄い登場率です。
前作で登場した祖父の
エマーソン・T・ケニーは
既に有名な偉い人で退役しており、
マリエルはまだ階級が
そう高く無いポジションです。
しかしいざとなれば
未開惑星保護条約よりもその時の
正義を優先する義理人情の精神は
同じように継承されてるようですね。
↓
西暦2858年（宇宙暦772年）
スターオーシャン Till the End of Time
一応SOシリーズ的には3作品目なので当時は
セカンドストーリーの
神の十賢者による全宇宙の危機を
12人の英雄が救ってから約400年・・・
などと言われていましたがSO6から
数えると185年後ですね。
現在進行形でSOシリーズの最も先の
未来を描いた作品です。
この時代になると銀河連邦は
銀河の1/3の探査を終え、
圧倒的な支配力を誇るようになりました。
そんな中で地球人の主人公が
謎の宇宙艦に攻撃され未開惑星エリクール
にたった一人で不時着漂流する所から
SOシリーズの根幹に触れる
壮大なSFストーリーが展開されます。
本作では珍しくケニー一族は
メインキャラからサブキャラまで含めて
一切登場しません。
まとめ
SO4
↓
SO
↓
SO2
↓
SO5
↓
SO6
↓
SO3
という時系列ですね。
スターウォーズ的に言えば
3以降がエピソード編みたいな感じ。
ネタバレは避けますが3のオチが
かなりSOシリーズの根幹に関わる
展開だったので・・・
SOシリーズは3以降の未来を
描きにくくなってしまいましたね。
SO3でシリーズ終了なら
その展開でも良かったかもですが
4以降もシリーズ続いた為に
色々と開発が四苦八苦した結果が
4以降の時系列なんだろうと思います。
7以降続くとしてもSO3よりは
手前の話になる可能性が高いですね。
という訳でこれまでのSOシリーズを
知らない方向けの凄く簡単な
時系列紹介でした。
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