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【シヴィライゼーション6 嵐の訪れ】ニューフロンティア・パス 新たな世界への誘い パック#2 エチオピアパック 

大型アップデート
ニューフロンティアパスのレビューです。

2020年7月23日に

シドマイヤーズ
シヴィライゼーションⅥ
ニューフロンティア・パス
~新たな世界への誘い

の第2弾

パック#2
エチオピアパック

が発売されました。

早速プレイしてみたので
そのレビューなど。

・アップデートバージョン 1.0.3.31
 (2020年7月)

新規文明&指導者

カトリーヌ(麗妃)

フランスの二人目の指導者。

まぁ二人目というよりは
カトリーヌの別フォルムみたいな
もんですが・・・
(ポケモンみたいだな。)

ゲーム的には別枠なので
指導者二人目という事です。

旧カトリーヌは(黒妃)となりまして
同じ能力で残ってます。

こちらは旧カトリーヌと比べて
文化に特化した能力になってます。

宮廷の祭典という専用プロジェクトを
使う事が出来ます。
ブラジルみたいですね。

文化と観光を直で上げる
プロジェクトなので
文化勝利には直結しますが
偉人ポイントはプラスしないので注意。

終盤のプロジェクト連打は
文化勝利する上では強そう。

シャトーとの相性についても
こちらの指導者の方が強いです。

・・・ただ文化力以外何も
強化しない指導者能力ですが・・・

今回、第2弾でスパイメタの
区域が追加されましたから
スパイが弱体化して悲しむ
カトリーヌファンの皆さまは
こちらを使っても良いかもしれません。

ルーズベルト(ブルムース)

アメリカの指導者も
2種類に分割されました。

旧ルーズベルトの能力を
分割しつつ、新しい能力を
それぞれ追加して全く方向性の違う
2種類の指導者になりました。

旧デザインのルーズベルトは
アピール特化指導者に。

特定の条件を満たすアピール最高の
タイルから大きな出力を
追加出来る大変面白い能力です。

序盤から上手く自然遺産など
アピール高いタイル周辺に
入植出来るとかなり強そう。

・・・ただ相変わらず
アピールそのものを強化する能力は
国立公園という意味不明な
ダークマターを作る必要があり

しかも、アピール+1という
しょぼい上昇値なので
アピール増加させる方法を
どうするかが悩みどころですね。

まぁいずれにせよシヴィ6で
まだまだ持て余している
アピール要素に関連する能力を
追加してくれたことは
とても良かったですね。

ルーズベルト(ラフライダー)

旧ルーズベルトの能力を
メインに作られたのが
こちらの指導者。

ほとんど旧ルーズベルトと
同じ感覚で使用出来ます。

国立公園の効果が
代表団増加の効果に
切り替わったので、
やや強化されたと言えるでしょう。

都市国家に交易路さえ
繋がっていれば
代表団2倍なので、まぁまぁ
都市国家利用しやすい
指導者になってると思います。

エチオピア メネリク2世

そしてこれが今回メインの
追加文明&指導者。

詳細な考察は文明&指導者の
考察記事を更新しましたので
そちらをご覧いただくとして・・・

まぁ一言で感想を言えば・・・

第1弾と違って
だいぶ落ち着いた
文明&指導者ですね。

第1弾のマヤ&大コロンビアは
双方の方向性は違いますが
とにかくぶっ飛んだ文明

でしたので・・・
次の追加文明の能力について
少し不安視していましたが、

エチオピアはホッと落ち着く途中の
コーヒーブレイク
みたいな文明ですね。

文明能力の信仰力で
考古博物館と考古学者買える能力は
中々面白いです。

一応、個別のユニットと施設ですが

オロモ騎兵はコーサーの代替え。

視野が広いってのはあんま
強い能力じゃないと思いますが
一応コーサーよりほんの少し
戦闘力が高くて、馬消費も
少ない上位互換なので
中世ぐらいでは役に立つでしょう。

この文明は馬確保した方が良いですね。

そして専用施設が岩窟教会。

自然災害で破壊されない
ってのは地味に嬉しいんですが
信仰力しか追加しない施設
なんですよねぇ。

丘陵や火山性土なら
鉱山作っちゃった方が
安定する気もしますが・・・

新区域

待望の新区域!

外交街

が追加されました。

まぁ端的に言って
スパイメタ区域です。

見た目アイコンでわかる通り
政府区域と似た性質でして
文明ごと一つだけの限定区域。

交易のボーナスも
政府区域と同様で大きいので
これは何気に強いですね。

外交街の区域能力が
スパイ対策ですが、以降に
この区域に追加される建造物も
全てスパイ対策効果となってます。

スパイ対策という限定された
効果になってますので
流石に政府区域ほど強力では
ありませんが、
区域の建設コストも安いですし
十分、戦略的に利用できる
新しい追加区域だと思います。

ちなみにこの区域の周りに
区域を密集させておけば
密集区域が全てスパイ対策になる為

日本の明治維新と相性が良いぞ!

拡張パック以降ぐらいから
ずっと思ってるんですが

標準ルールの頃から日本は
地味~に強化されてますよね。

いつもいつも、追加されるシステムが
直接的に日本強化するほどの
内容ではなくとも、相対的に
有利になったりする事が多く

今回の追加についても
恩恵を受けた方だと思います。

新モード

秘密結社モードが追加されました。

このモードは前回追加された
黙示録モードに比べて
個別にモード考察するぐらい

追加されたシステムが
沢山ありますので、個別具体的には
また別途記事にしたいと思いますが

とりあえず感想としては

面白い

正直、前回の黙示録モードは
別ゲー

になってしまうぐらい
ゲームバランスが大きく変わりましたし
僕はあまり個人的には
面白くないと感じましたが

今回の秘密結社モードは

感覚的には拡張パックの追加
みたいな新システム追加されただけ
と言う感じですね。
「嵐の訪れプラス」のノリで遊べます。

それぞれ信仰、科学、軍事など
方向性の違う4種類の
秘密結社があり、

文明は何らかの秘密結社に
属して秘密結社の能力も
追加しながらゲームプレイしていく
というモードになります。

各勝利条件に対応したような
方向性の違う秘密結社が
揃っていますので、前回の
黙示録モードと違い、極端に
文明ごとの有利不利は出ないような
落ち着いたゲームバランスの
モードになっていると思います。

秘密結社と接触すると
秘密結社の総督を選ぶ事が
出来るようになり、
総督を選ぶ事で秘密結社に所属します。

一度、秘密結社に所属すると
もう二度と脱退出来ません。

この総督との組み合わせシステムが
中々面白く、秘密結社の総督は
都市に配置せずとも効果が
常に発動し続けます。

その上、ゲームバランス的に
この秘密結社の能力が
大変強力になっていますから
どの文明でも積極的に
利用する事になります。

例えば軍事的な秘密結社の能力で
使える上記の吸血鬼ユニットなどは
永久に死亡しない不死の強力な
ユニットです。

このように全秘密結社が
各方向で強力な能力を保持している為
これを利用する事で
これまでとは一味も二味も違う
ゲームを進めていく事が出来ます。

総督の称号が通常より
多く必要になりますが・・・

そこも特に心配なく。
秘密結社と接触するだけで
新しい総督の称号を取る事が出来ます。

通常のモードよりも総督の称号が
早く、そして多く手に入る為
従来の総督能力も使いやすくなってます。

(開始数ターンですぐ
 マグナス、梁、ピンガラとか
 使える事もあります。)

最後にモードについて
一つ疑問点として残っていた

「2つのモードを同時に
 オン出来るのか?」

という点については、とりあえず
黙示録と秘密結社は
同時にオンに出来ました。

たぶん、全モード一緒に
稼働させることが出来ると思います。

3つも4つもモードオンにしたら
混沌としたゲーム環境になりそう(笑)

まとめ

今回の第2弾の見所はやはり
新モードの秘密結社モード
だと思います。

次点で新区域追加も熱いですが。

秘密結社の能力を加味すると
従来の文明&指導者でも
様々なコンボが出来そうです。

細かいゲームバランスについては
まだこれから検証が必要なので
やってみたら以外と
バランス悪い所もあるかも
しれませんし、恐らくまた
新しいバグなんかも
ありそうですが・・・(汗

今後長く、色んな文明で
遊べそうな良いDLC追加
だったと思います。

次以降のプレイレポシリーズは
秘密結社モードで
やりましょうかね。

  • B!