年金2000万円問題って何が問題なの?

凄まじいミスリードだと思うんだけどね。

今日は、最近巷を賑わせてる
「年金2000万円問題」
通称言われている

年金の話について
僕が思う事をお話しさせて頂きます。

これはですね。
6月に出された金融庁のワーキング・グループ
なるものがまとめた報告書に

「厚生年金でも将来
 2000万円足りないですよ!
 年金だけでは生きていけないので
 資産を崩すか、投資するかして
 自分で何とか頑張りましょうね!」

というような事が書いてあり

多分、多くの若者にとっては
大変今更ながらの話ですが

「年金だけでは将来暮らしていけない!
 激ヤバだぜ!」

って事が変にクローズアップされて
しまったニュースです。

まぁもう暫くしたら
参議院選挙もある為なのか

野党やマスコミ関係も
政府攻撃の材料として
利用していると思われるフシもあり

僕なんかは最初
こんな大きく世間で
話題になるとは到底思ってませんでしたが

いつの間にか連日
ニュースで取り上げられるほどに
なりました。

年金だけで生涯暮らせない=地球は丸い
と同じぐらい当たり前

まぁさ。
確かに政権側としても
麻生さんが報告書受け取らなかった

とか対応に問題あった部分は
あったと思いますよ。

しかしね・・・

僕は今、30代前半ですし
多分このブログの読者の方は
若い人多いと思うんですが・・・

「今更何、騒いでるんだ?
 バカなのか?」

というのが若者の率直な声だと
思うんですよ。

大体、今の多くの若者からすれば

「年金だけで将来暮らしていけない!」

なんて事は

地球は丸い

と同じぐらい当たり前の事であり

こんな事が大問題のごとく
世間で騒がれている事そのものに

気持ち悪さを感じている方も
多いのではないかと思います。

そういう理解不足の人間に対しての
気持ちを辛辣な言葉で

「税金泥棒」というパワーワードを使い
ホリエモンこと堀江貴文さんが
今回の問題を機に起きた
年金デモをツイッターで批判して

またこれが炎上したりもした訳です。

僕個人的には、そうですね・・・

税金泥棒とまで言うのは
キツ過ぎるかもしれませんが
すぐ近くのお国で起きてる
香港のデモなどに比べると

「良くも悪くも
我が国は平和だなぁ」

という感想ですね。

若者なら大体みんな知ってる
年金の残酷な仕組みがある中で

高齢者層の年金デモとか
見せられても

「正直気持ち悪い」

と思う若者は出てくると思います。

今回の年金問題でやたら
騒いでる一部の人達に感じる
気持ち悪さも似たようなもんです。

いきなり隣人に

「実は地球は平らでデカい亀の上に
 乗ってるわけじゃなく、
 丸かったんだよ!」

などと言われても

「コイツ、頭大丈夫なのか?」

と思いますよね?

なんと言うか世の中は
グローバル化したり、ネット社会に
なってしまった事により

ググれる人間と
ググれない人間で

思ったより強烈な
情報格差社会が起こってるんじゃないか?

と不安になるぐらい。

そもそも年金は社会保障じゃないから

そもそも何だけど。

年金ってのは
単なる保険なんですよ。

社会保障制度じゃないので
別に特定の人達を必ず救済する!

というような目的のものじゃないです。

保険ってのは言葉通り保険です。

そして保険というのは
元々はギャンブルなんですよ。

どこの国だか忘れましたが
昔どっかの国で
「船が沈むか、無事戻ってくるか
 賭けようぜ!」

って所から生まれたビジネスです。

自動車保険やガン保険と一緒ですよ。

損する人もいれば
得する人もいます。

自動車保険なら、事故しなければ
掛け捨ての場合は払い損ですよね?
(心の安心は別にしてね)

払い損した人達のお金を
特定の条件を満たした人に渡す。

これだけなんですよ。

じゃ年金は何保険なの?
と言いますと

年金というのは
長生き保険
なんですよ。

長生きすれば得だし
早死すれば損です。

早死した人のお金を
長生きした人に回すだけ。

まぁ+して賦課方式なので
超少子高齢化の日本では
若者にとっては不安ですけどね。

だからそもそも年金ってのは
老後の生活を100%支えてくれる
社会保障的な物でも
何でもない、単に損する人もいれば
得する人もいる保険なんです。

自動車保険やガン保険と違い
国が強制的に加入させる保険
(国民年金なら未払いは出来るが)

なので少し解り辛いですけどね。

100年安心プランってのは確かに誇大広告

前記したのが年金の実態なんですが

政治的なこれまでの発信は
正直、「知識の少ない人」にとっては
勘違いしやすい

変な誇大広告だったかもしれません。

100年安心プラン

ってのが年金制度改革された時に
高らかに叫ばれましたが

あれはあくまでも

100年、国が完全に面倒見る

では無くて

年金制度が100年持つ

と言うだけです。

そもそも年金制度は
社会保障じゃないから
100%老後を保障するもんじゃないし。

以前からそこは同じですけど。

少子高齢化がマジでヤバくなったので
賦課方式の現役世代負担を
少しでも緩和する為に

マクロ経済スライド

ってヤツが導入されました。

これは現役世代にとっては
ありがたい変更です。

簡単に言うと
現役世代が減少したり、
余命が伸びたりして、
現役世代の負担が上がってきても
一定の上限で止まって
負担が上がり過ぎないようにする。
(年金時給者は受給金額が下がる)

というもんです。

これがあるおかげで
ウルトラスーパー少子高齢化
になっても
年金受給額を引き下げて
現役世代の負担に上限を設けてくれます。

年金受給者からは
「年金が下がるじゃないか!」

と文句を言われる修正ですが

若者にとっては
「負担率が天井知らずで上がるなんて
 冗談じゃねぇよ!」

という話なので
そもそも若者からすれば良いですね。

現在の年金制度そのものに
大きな不満を持つ若者が大半
だと思いますが

ここまで大きな制度が
そう簡単に変更出来ない事を考えれば
多少良くなったというだけでも
ベターな手は打ってくれたと思います。

賦課方式は少子高齢化だとキツいけど現実的に変えるのは難しいみたい

よく昔の人は年金は積立方式
自分の積立たお金が
戻ってくるもんだと勘違いしてた人も
多かったみたいです。

未だにおじいちゃん、おばあちゃん世代では
「年金は自分が積み立てたお金なんだ!」

と勘違いしてる人がいますよね?

情報格差がある社会でとても厄介です。

実際には年金は積立方式ではなく
賦課方式というヤツなので

高齢者を支えてるのは今の現役世代です。

ですから今のお年寄り世代が
払った年金は
自分たちよりさらに上の世代に
使われた訳ですね。

親や祖父母と同居してる方で
勘違いしてる家族がいる人は
教えてあげましょう。

ちなみに我が家系では
とっくの昔に理解させるのを
諦めました。(笑)

今はもう一人暮らしで
頻繁に会う事も無いので論外ですが
祖父母世代に理解してもらうのは
よっぽどリテラリーが高い
家族で無い限り難しいと思います。

今の現役世代は次の世代の若者たちの
年金支払いを当てにしないと
いけない訳ですが
出生率は人口減少の範囲内なので
これから先も日本は
人口減少していくでしょう。

まぁせめて人口ボリュームの多い世代が
天寿を全うして頂くまで
この国が耐え凌ぐ事が出来れば
「超高齢化」という部分は
無くなり、緩やかに人口減少してくだけ
になりますから
そこまで逃げ切れば少しマシになる
かもしれませんけども。

多少人口減少しても
時代はAI・ロボットに移行していく
部分もあると思うので
むしろ産業改革の軋轢が少なく
次の時代に移行出来るかもしれません。

数少ない日本の利点と言えば利点ですね。

人間よりも能力の高いAI・ロボットが
そこらじゅうで働くドラえもんの未来世界
のような世の中で
例えば日本人が10億人にもいたら
多くの人は食い扶持が無く
悲惨な事になってくでしょうから。

年金の話に戻すと
少子高齢化では賦課方式は
現役世代にキツい方式です。

・・・がっ!

現実的にこれを
変えるってのは

制度設計的に、あるいは政治的に
物凄くハードル高いでしょう。

積立方式に変更する?

以降期間とかどうするの?

年金を廃止する?

これまで払ってたお金とかどうするの?
そんなの現行の受給者が
受け入れる訳ないじゃん。

などなど
現実的にはそう簡単には
変えられないように思います。

100年、200年かければ
変えられるかもしれませんが

僕は生きて無いでしょうし
多分このブログ読んでる人も
生きてはいないでしょう。

ですので現実的には
現制度で諦めた方が良いと思います。

年金に頼れないけど将来どうすれば?

前向きな案と
後ろ向きな案を

一つずつ提示したいと思います。

前向きな案ですが

これはシンプルに
死ぬまで働く

という事です。

そもそも、これは「日本が」
というよりは「人類社会が」

と言い換えた方が良いと思いますが

働く事が出来なくなった高齢者は
10年前後ぐらいで死ぬことが前提で
社会が成り立ってます。

そもそも年金ってのは
その前提で作られた訳ですし。

ですから、太古や中世の時代
そして国にとっては近代や現代でも
人間のコミニュティは
集団が生き残る為に
時に残酷な切り捨てをしてきた訳ですね。

日本では有名なのは姥捨て山など。
口減らしで子供売ったり、捨てたり
というある意味残酷な過去は
人類の歴史ではそこらじゅうにあります。

確かに現代の先進国では
そこまで弱肉強食なデッドオアアライブ
がある訳じゃないですが
心構えはそんな変わって無いと思います。

人間が働かなくても余裕で生きていける
資源がドバドバ出るような超裕福な国とか

将来的に人間の代わりに
AI・ロボットが働いてくれるようになれば
話は変わるかもしれませんが

基本的には無から有は生み出せません。

働けない人は誰かが支えないと
いけない訳で、どこかに負担は生じるので
その負担率が一定を超えてしまうと
集団の生活は回らなくなります。

国レベルの大きな単位でも一緒ですね。

ですから寿命が増えた分、
その分長く働かなくてはいけない
というのは必然とも言えます。

寿命が200歳まで増えれば
190歳ぐらいまでは働く必要がありますし

寿命が1000歳まで増えれば
990歳ぐらいまでは働く必要があるかも
しれない訳ですね。

ちなみに僕個人としては
この法則に気が付いてしまい
絶望して、会社を辞めるという
選択をした訳です。

よっぽど資本主義の成功者になれば
話は別でしょうけど
そうならない限りは寿命がいくら伸びても
それだけ長く働き続ける必要があります。

僕は30代ですから、どうでしょうね?

未来の事は解りませんが
男性の平均寿命80歳ぐらいになるとすれば
70歳ぐらいまでは会社で働き続けないと
生きていけない事になります。

僕の場合は50代ぐらいで
早期退職するんだ!という決意で
何とか自分をごまかし続けても
精神的に限界ギリギリでしたから

この地獄が20年、30年長くなる
可能性もあると解った瞬間
僕の人生プランは崩れ去りました。

という事で人間は生きている限り
基本はずっと
働き続けないといけない訳です。

まぁ社会保障が
ベーシックインカムになるとか

日本が資本主義を捨てて
共産主義、社会主義の国になるとか

ドラえもんの未来世界のような
超テクノロジー社会になって
人間遊んでろ状態になるとか

ラノベのファンタジーみたいに
異世界との扉が開いて
異世界からスーパー資源、能力が
提供されて日本が中東以上の
資源算出国になって
働かなくても超裕福になるとか

いくつか
そうならない未来も
あるかもしれませんが・・・

まぁ無いですね。

ですので、一生働く事を
覚悟する必要はあるでしょう。

働くのが嫌いな人(僕も含め)
には辛い現実ですが

この事を考えると
ワークはライフとほぼセット
だという事が解りますので

ワークライフバランスとか
ライスワークとか

つまんない事は言わずに

出来るだけ

自分の人生を賭して
行動出来る事を仕事に
持ってくる努力を特に若い方は
した方が良いかも
しれませんね。

残念ながら逃げきれませんし。

一生もんですから。

そういう意味で言うと
出来るだけ、嫌な仕事とは
早めに区切りをつけた方が良いです。

一生ですよ?
今は良くても、
半年我慢出来ても、

30年我慢出来ますか?
50年は?
70年は?

寿命がどんどん伸びて
死ぬちょい手前まで働くって事は
そういう事です。

そして最後に
後ろ向きな提案ですが

ここまで聞いて
「それは辛い・・・」
「一生働くなんて嫌だよ」

という方もいると思います。

無理せず
生活保護をもらいましょう。

高齢になった時に
どれだけ貯蓄があるのか?
それまでの人生は成功してきたのか?

1年後、2年後の未来でも
専門家が読み外すような
時代の流れが早い現代です。

20年、30年後自分がどうなってるか?
なんて解るはずもないです。

その時に

「貯蓄も無く、健康でも無く
 働くのが大変なら」

これは年金では無く
専門の社会保障に
助けてもらいましょう。

ぶっちゃけ現在の生活保護は
受給要件が曖昧なので

高齢であれば
「資産さえ無ければ」ですけど
十分に受給要件に該当するはずです。

資産があって、もらったら
不正受給ですけどね。

働けるかどうかは結構
本人の自己申告的な部分もあるので
正直、働きたくないのであれば
「老化で働けないです。」

と申告すれば
もらえると思います。
不健康の証明は
医師の診断書付ければいい訳ですし。

僕自身は生活保護貰った事無いですけど
若者でもやろうと思えば
もらえる実例は結構知ってるので
多分、大丈夫だと思う。

以外とケースワーカーの人との
コミュニケーション能力が
重要らしいですが・・・

まぁ詳しく知りたい方は
「生活保護 もらい方」

とかでググれば
良心的なサイトから
怪しいサイトまで
色々出てきますよ。

共産党の地方議員の先生に
相談して一緒に行くと
貰いやすいって情報はアレは
本当なんだろうか?(滝汗)

僕は現状の生活保護の
不平等な点やあいまいな点など
フツーに問題点は多々あると思いますが

現状は合法ですので。

将来を不安に思い過ぎる事の方が
現状の選択肢の幅を狭めて
チャレンジ精神を失わせてしまいますから

生活保護に限りませんが
まぁ年金以外にも「いざとなったら」

何とかなるか、餓死する事はないだろ。
ぐらいに思っておいた方が
人生充実すると思いますし
結果的に、その方が資本主義的にも
成功しやすいと思いますよ。

色々、チャレンジした方が
チャレンジしないよりは
成功率良いし。

という後ろ向きな選択肢も示しましたが
多くの日本人は

死ぬまで働く

という前者でいけるんじゃないかと
僕は思いますね。

僕のようにゴリゴリの
ある意味、キリスト教信者以上の

労働苦役説

を取る日本人は以外と少ないと思います。

ツイッターなどネットを見ると
ブラック企業など労働系の愚痴、風刺が
よくバズってるのは見ますが

僕から見ると
多くの日本人はそうは言っても
心の底では
仕事は好きだと思います。

正確には「仕事が好きでありたい」
という願いがあると思います。

こう聞くとしっくり来ますかね?

日本人は変にキリスト教のような
信仰の考え方は無いです。
働く事を現世に生まれてきた罪だと
まで考える人は少ないでしょう。

農耕民族で割と古代からずっと
資源が乏しい中で働いてきてるので
働く=他者に貢献する
事は良い事だという哲学が浸透してます。

働き方そのものは時代によって
多様に変えていけば良いと思いますが
働きたい事を見つけて
生涯色々な事をして働いていく
って事で良いと思います。

日本人は寿命長いので
ある程度は生まれ持った宿命として
諦めましょう。

ロシアみたいにウォッカ飲みまくる
文化だったら
少し寿命下がりますね。ハハッ


たんぶらぁ

Author: たんぶらぁ

ゲームブロガー,ゲーマー,動画投稿者(YouTube,ニコニコ動画) 将来的にゲーム症・障害者にされるかも (WHOの魔の手により) サラリーマンとして10年間、会社に勤務。 自分を偽り続けて10年踏ん張ったものの 心身共に限界を迎えて退職。

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